クィックタイム　　牡２歳　　※地方競馬　在籍

父アグニシャインは2歳9月にデビューし、初戦こそキャナルストリート（のちに京王杯SC5着）、ベストリゾート（G2ホープフルS4着）に次ぐ3着に敗れたものの、続く未勝利でプレシャスブルー（のちに新潟大賞典3着）などを破って初勝利を挙げます。屈腱炎を発症し、1年7カ月ぶりの復帰戦では勝ち馬ブレステイキング（のちにチャレンジC3着）などを相手に3着に入りましたが、次戦で8着に敗れた後に再び屈腱炎を発症して引退。伯父にゴルトブリッツ（帝王賞など重賞4勝）、いとこにレイデオロ（日本ダービー、天皇賞・秋など重賞5勝）がいるほか、名馬ディープインパクトなど一族に活躍馬がひしめく血統背景もあり、種牡馬入りしました。2020年生まれの初年度産駒は血統登録頭数3頭、2世代目は4頭と少ないながらも、トリオが今年10月の門別で初勝利を挙げ、JRAでもアグニレディアンスが阪神ダート1200mの未勝利で3着に入っています。

母系に関しては、叔父にカーボナード（サウジアラビアロイヤルC3着）がいるほか、近親にダークシャドウ（毎日王冠、エプソムC、天皇賞・秋2着）がいます。母フィネスはJRAダート1勝。初子で現3歳の全兄スペキュレイションは盛岡で2着1回、3着3回という成績を残しています。

本馬は、今年8月13日の盛岡芝1000mでデビュー。出遅れて9頭立ての後方2～3番手追走となり、直線で差を詰め切れず、勝ち馬から1秒6差の6着に敗れてしまいます。1カ月半後の次走は条件を替えて盛岡ダート1200m戦へ。まずまずのスタートを決めて8頭立ての3～4番手に付けると、しぶとく脚を使って0秒4差の3着に好走します。勝ち上がりにめどを立てた印象でしたが、続く同舞台で11頭立てで大きく出遅れて2秒9差の10着と精彩を欠くと、続く盛岡2戦もスタートから流れに乗れず6、11着。続く前走は12月4日の水沢ダート1300m戦で、まずまずスタートを出たものの、10頭立ての後方2番手から伸び切れず、2秒5差の8着に終わっています。

【本馬についての現状説明】
調教は動くものの、競馬に行ってうまくかみ合いません。気難しさもあり、気性面での成長を待ちたいところです。（岩手競馬・工藤裕孝調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※盛岡競馬場・工藤裕孝厩舎（岩手県盛岡市新庄上八木田）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
12月9日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) レッドマジック（インボイス登録あり）