シャインジュエリー　　牝３歳　　※地方競馬　在籍

父ドレフォンは米国で生産、調教され、主に短距離路線で活躍。重賞初挑戦となった3歳時のキングズビショップSでG1初勝利を飾ると、続くBCスプリントも完勝。2016年のエクリプス賞最優秀短距離馬に選出されました。4歳時はフォアゴーSで3度目のG1制覇を果たし、連覇を狙ったBCスプリントではRoy Hの6着に敗れて引退。翌年から日本で種付けを行っています。2021年にデビューした初年度産駒は絶好調で、皐月賞馬に輝いたジオグリフを筆頭にデシエルト（グリーンチャンネルC、若葉S）やコンシリエーレ（オアシスS、サウジダービー3着）、カワキタレブリー（NHKマイルC3着）、タイセイドレフォン（レパードS2着）、サーマルウインド（信越S）、タガノクリステル（スパーキングレディC3着）らが脚光を浴びており、セカンドクロップからもコンティノアール（カトレアS、UAEダービー3着）やサンライズフレイム（オータムリーフS）、クールミラボー（きさらぎ賞3着）、サーフズアップ（大井・東京プリンセス賞など南関東重賞2勝）などの楽しみな素材が奮闘。芝・ダートを問わず万遍なく勝ち上がっており、距離の融通性も高く、評価がさらに上昇している種牡馬です。

一方、母系はアルゼンチンのチャンピオン種牡馬サザンヘイローを産んだNorthern Sea（テストS）を5代母に、General Challenge（サンタアニタダービー、サンタアニタHなど米G1・3勝）やNotable Career（米G1オークリーフS）を産んだExcellent Ladyを4代母に持つ、Sea Sagaに遡る名門ファミリー。母ディープジュエリーはデビューからスイートピーSまで3連勝、おばにイブニングジュエル（米G1デルマーオークス、米G1アシュランドS）、いとこにDenman's Call（米G1トリプルベンドS）など、活力に満ち溢れています。

2022年11月に美浦・国枝栄厩舎よりデビュー。JRAでは4戦して5着1回、7着3回。またデビュー戦、2戦目で3番人気に推されるなど、能力の高さを感じさせていました。そして、今年8月17日のサラブレッドオークションに出品されていたことから、当方で落札。大きな期待を持って、高知競馬へと移籍しました。ところが、高知では5戦して6、6、6、7、12着と、一度も掲示板に載ることはなく、前走ではシンガリ負け。常に5番人気以内になったように、評価は決して低くなかったのですが、レースに行くと思うような結果が出ず、能力云々というよりも馬場適性の問題が大きいと判断。これ以上、高知で続戦することは得策ではないという結論に至り、また、所有馬の入替整理の都合などもあって、今回のオークションに出品することにいたしました。ノーザンファーム産、国枝栄厩舎元所属馬、デビュー戦の鞍上はC.ルメール騎手という素質馬。条件が合えば、活躍しても決して不思議ではない逸材だと思います。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
結果論として、高知の重い馬場が合いませんでしたね。他場でリスタートさせてあげれば、変わってくると思います。なお、前走時にゲート駐立で注意を受けましたが、制裁ではありません。それから10月22日のレースを除外になった理由は、馬場入場時に騎手を乗せようとすると後退りして、両後肢に軽い外傷を負ったことが原因でした。（高知競馬・松木啓助調教師）


※2023年10月22日の競走において、両飛節裂創を発症したため競走除外となっています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※高知競馬場・松木啓助厩舎（高知県高知市長浜宮田）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
12月9日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：織田 好和