ブルーシューズ　　セン７歳　　※地方競馬　在籍

父スウィフトカレントはアサクサデンエンの半弟、ヴィクトワールピサの半兄にあたり、3歳時に青葉賞で4着になるなど早い時期から素質の片鱗を見せましたが、オープン入りは5歳時。格上挑戦した日経新春杯で2着に入ると、その後にひと息入れて挑んだ小倉記念で重賞初制覇を飾りました。同年秋の天皇賞ではダイワメジャーの2着に入り、その後も中距離路線で活躍。8歳時に中京記念15着を最後に引退、種牡馬入りしています。初年度産駒のサンダラスが野路菊Sを勝つなど、当初は芝での活躍が目立ちましたが、次第にダートでの勝ち上がりも増え、UAEダービー3着のユウチェンジ、北海道2歳優駿3着のスウィフトハートなどが活躍。地方競馬でも重賞ウイナーを輩出しており、短距離から中距離まで幅広く白星を挙げています。

母系を見ますと、母ブルーピアスは浦和の交流競走で勝ち上がったのち、芝の短距離で3勝。半妹のブルーパピヨンがJRAの芝で新馬勝ちし、函館2歳S6着。ボーントゥウインは岩手で1勝を挙げています。母のきょうだいは4頭がJRAで勝ち上がるなど堅実。JRAの芝で2勝を挙げた祖母フジノバンナの半弟には京成杯AH、京阪杯2着おドラゴンライトがいます。一族からは桜花賞馬プリモディーネや北海道3歳Sを勝ったプロスパラスなどが出ており、歴史のあるファミリーとなっています。

本馬は2018年12月8日に中山ダート1200mの新馬戦でデビューし、2番手につけるスピードを見せたものの16頭立ての8着まで。その後もなかなか成績が上がりませんでしたが、4戦目に浦和1400mの交流競走に出走すると、後続に1馬身半差をつけて逃げ切り。初勝利を挙げました。
その後はひと息入れ、夏の福島でダート1150mの1勝クラスを2戦しましたが、ともに2桁着順。ただ、秋以降は浦和1400mの交流競走で2度の2着があり、12月には中山ダート1200mの1勝クラスでも3着と中央でも初めて馬券圏内に入りましたが、翌年2月の小倉芝1200mで異常歩様となって競走を中止。この一戦を最後に中央の登録は抹消し、兵庫県競馬に移籍しました。
兵庫では1230mと1400mのB1特別戦を3戦しましたが、4着が最高という成績。3戦目のあとに右前繋靭帯炎を発症して休養に入っており、この休養中に去勢手術も実施しています。
復帰できたのは1年後。名古屋に移籍し1500mのC3組戦でメンバー上位の上りタイムをマークして3着に追い上げました。その後は920m戦でも掲示板を確保するなどスピードを見せてくれましたが、なかなか人気に応えることができず、前走後には右前種子骨の内側靭帯炎を発症。復帰まで時間がかかりそうなことから、このタイミングでオークションに出品させていただきます。7歳秋での故障となりましたが、去勢しているぶん、息長く走ってくれると思いますし、復帰後にもうひと花咲かせてほしいと願っています。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
右前の繋靭帯炎は慢性化しているようなところがあり、左前の繋靭帯炎も発症した履歴があります。現在、患部の腫れや熱感は気にならなくなっていますが、運動のみにしており、騎乗調教は控えています。（松風馬事センター・徳永氏）


※右前肢種子骨靱帯炎を発症しています。

※2023年1月25日に去勢手術を実施しています。

※2020年2月2日（4歳時）の競走中に異常歩様となったため、最後の直線コースで競走を中止しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※松風馬事センター（茨城県稲敷郡美浦村受領）に在厩しており、預託料は8,250円/日（税込）です。
12月9日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：諸岡 慶（インボイス登録あり）