ヨツヤカイダン　　牝２歳　　※中央競馬　登録抹消

同馬の父ビーチパトロールは、米国において芝のG1を3勝し、BCターフでも2着に入る等、芝の競走で1流の成績を残しました。引退後は日本で種牡馬入りすると、シーウィザードが2歳OPの芙蓉Sに優勝し、モズロックンロールが現在JRAで3連勝中と勢いに乗っています。また、ライズゾーンが今年のS2重賞、船橋･東京湾カップを制し、ダート競走でも活躍馬を排出していることから、オールマイティーな種馬であると言えると思います。一方で母のディクシーゴールドは、JRA重賞3勝馬であるレッドデイヴィスの半姉という良血馬で、自身こそ未出走で終わりましたが、産駒にはエスペランサリュウ、ユイノイチゲキがJRAで勝利を収めている他、アイドリームドが南関東で９勝を挙げるなど、中央、地方問わず安定した繁殖成績を残しています。このような血統背景を持つのが、今回出品させて頂くヨツヤカイダン号になります。育成、調整は順調に進み、2歳7月に入厩を果たしましたが、まだ体力不足と成長の余地があったため、ゲート試験の合格のみで夏競馬は見送りました。480キロまで成長した馬体で2歳10月に再入厩を果たすと、デビュー戦は１1月１8日の京都・芝1200ｍを選択し、８着に入線。続く中１週の中京・芝1200ｍでは、12着に敗れましたが、スタートで出遅れてしまった上に、大外だった影響で外へ馬が行って修正するのに時間が掛かったためで、五分のスタートだったら着順はもっと良かったはずです。中１週の競馬の後も元気一杯だったため、連闘で阪神・ダ1400ｍに出走したものの、12着に敗れてしまったことから、このタイミングでオークションに出品させて頂く運びとなりました。タフな馬で、３週間で３回の輸送、競馬に耐えられる頑丈さを兼ね備えていますし、まだ2歳で3戦しかしていないというのも魅力だと思います。外見の良さ程まだ中身がしっかりとしていない部分もありますので、この先同馬の成長次第では、新たなフィールドでその才能が大きく開花するかもしれません。脚元に関してのトラブルは今のところ出ておりませんし、公表事項以外に気になる疾病や悪癖は特にございませんが、記載事項に関するキャンセルには応じられません。現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願い致します。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※NSR（茨城県牛久市奥原町・リトルブルーファーム内）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
12月16日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：由井 健太郎（インボイス登録あり）