ムーンフォレスト　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

ムーンフォレストをご紹介いたします。

父アドマイヤムーンは現役時にドバイデューティフリー (G1)、ジャパンC (G1)、宝塚記念 (G1) などを制し、2007年の年度代表馬に選出されました。種牡馬入り後はそのスピードを産駒に伝え、ファインニードルやセイウンコウセイなどのG1スプリンターを筆頭に、これまでに8頭の重賞勝ち馬を送り出しています。

母シルヴァンソング (USA) は仏2勝馬、本馬の半弟には新潟2歳S (G3) において、後に阪神JF (G1) を制したアスコリピチェーノと0.3秒差の3着に入着したクリーンエアがおります。2代母は米ダート1200mのG3レース2勝のForest Heiress (USA)、3代母Penniless Heiress (USA) から広がるファミリーにはフランクＪフランシスメモリアルダッシュ (G1) の勝ち馬Wildcat Heir (USA)が名を連ねており、本馬は数々の実績馬を送り出しているファミリーの出身となっております。

本馬は2022年8月から2023年3月まで慢性の右後肢跛行を発症したためデビューが遅れ、2023年10月22日の東京・ダート1600m戦において初出走を迎えました。スタートがひと息で後方12番手から外を回る形になりましたが、直線半ばからエンジンがかかると勝ち馬から０秒3差の５着でゴールしました。上位３頭は１勝クラスの上位常連で、本馬からアタマ差の４着馬はその後2勝クラスで３着。既走馬相手で、しかも1勝クラスと格上挑戦ながら、実力馬を相手に健闘しました。

中１週で挑んだ２戦目は同年11月５日の福島・ダート1700m戦においてでしたが、ワンテンポ遅れたスタートから中団を追走し直線半ばで再び末脚を繰り出して６着。勝ち馬からは０秒７差でしたが、その後１勝クラスを卒業した4着馬とは０秒２差と、1勝クラスでも遜色ない差し脚を見せておりました。3戦目（同年12月９日）は矛先を変え、中京・ダート1400m戦と距離を短縮して臨みました。２、３番手で先行したものの直線で伸びあぐねて16着で入線。このタイミングで新たな活躍の場を求めての上場となりました。

本馬は3戦とまだキャリアが浅く、レースを重ねながらスタートも良化しております。デビュー戦では1勝クラスのメンバー相手に善戦を繰り広げた能力の持ち主ですので、秘めた才能を開花してほしいと願うばかりです。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※2022年8月から2023年3月まで原因不明の右後肢跛行を呈し、デビューが遅れました。その後2023年7月に右飛節に腫れが確認された際のレントゲン検査で、右の遠位足根骨間関節に骨棘が見つかりましたが、飛節の腫れとは因果関係がないとの獣医師の見解でしたので、調教を続けました。レース出走後に右後肢跛行や飛節の腫れは確認されておりません。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※ミッドウェイファーム（茨城県行方市蔵川）に在厩しており、預託料は12,100円/日（税込）です。
12月23日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株) （インボイス登録あり）