サウナストーン　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のワールドエースは、ディープインパクトと独オークス3着馬マンデラとのカップリングから誕生。きさらぎ賞とマイラーズCに優勝し、皐月賞2着でも入るなどの活躍後2016年から種牡馬入りしました。なお全弟にGⅠ2勝のワールドプレミア、半弟にも重賞2勝のヴェルトライゼンデがいます。産駒はメイショウシンタケ（米子S）、レッドヴェロシティ（青葉賞3着）などマイルからクラシックディスタンスで活躍する馬が中心ですが、ダート1200mの妙見山Sに勝ってオープン入りを果たしたタイセイブレイズのようなタイプもいます。地方競馬では北海優駿やダービーグランプリに勝利し2022年のＮＡＲ３歳最優秀牡馬に輝いたシルトプレの活躍が知られています。

母系を見ますと、母のプラニスフィアは1戦1勝のみで引退しましたが、その東京ダート1600m新馬戦が2着に7馬身差、3着馬にはさらに6馬身差をつける大圧勝。好スタートから後続を寄せ付けずに逃げきったレース内容は、将来を嘱望させるものでした。愛国産の2代母マザーシプトンの半弟に愛G3キラヴーランS の勝ち馬New South Wales、3代母Temoraの全姉には英G2ナッソーS馬Ela Romaraがいるなど、一族には欧州の重賞活躍馬が多数います。国内でも本馬の従兄弟ツクバクロオーがJRAダート戦で3勝をあげています。

本馬は2023年9月に美浦トレセンへ入厩。11月5日の福島ダート1700m新馬戦では12着に敗れましたが、一度使われたことで体質も強化され2戦目前のウッドチップコースでの併せ馬調教でも動いていました。1月7日の中山ダート1800m未勝利戦では中団から追走し、勝負所から鞍上が徐々に促すも伸びを欠き勝ち馬から1秒7差の11着に敗れました。
レース後に右前橈骨遠位端骨折の発症が判明。1月10日のレントゲン検査で全治3か月の診断となりました。見舞金11号（競走中の事故により事故発生の日から3か月以上出走できなくなった場合)に該当し、復帰まで時間がかかることからこのタイミングでの出品となりました。
デビュー戦後に調教内容が良化したように、レースを使いつつ上積みが見込めるタイプとみています。現状はキャリア2戦ですが、復帰後にコンスタントに出走を重ねていけば活躍の可能性が広がるものと思われます。

なお、両前肢種子骨の形が悪さが見受けられます。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※2024年1月7日の競走にて右前橈骨遠位端骨折を発症。事故見舞金11号（競走中の事故により事故発生の日から3ヵ月以上出走できなくなった場合）の適用を受けています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,350円/日（税込）です。
1月13日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：青芝商事 (株)（インボイス登録あり）