ショウナンラッシュ　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

ショウナンバッハはたぐいまれな末脚を武器にJRA芝4勝を挙げ、重賞でも息の長い活躍を見せました。デビューは2014年の3歳5月と遅く、10月までの未勝利戦、500万下の計5戦で勝ち上がれず、兵庫競馬へ移りましたが、園田で2戦2勝を挙げて中央再転入を果たすと、遅咲きの素質が徐々に開花。再転入4戦目の4歳4月の福島500万下（芝2000m）でJRA初勝利を挙げると、そこから11月までに6戦3勝でオープン入りを果たします。その初戦のジャパンC（12着）参戦など積極的に重賞に臨み、5歳時にAJCC3着、7歳時に新潟記念3着、中日新聞杯2着など芝中距離を中心に実績を残しました。8歳時の中日新聞杯4着を最後に引退、種牡馬入りし、初年度産駒は2023年にデビュー。血統登録頭数わずか5頭の中からショウナンラウールが12月の中京未勝利戦（芝1400m）で産駒のJRA初勝利を飾り、ショウナンナツゾラも芝中距離で2着2回と勝ち上がり目前の存在となっています。

母系に関しては、祖母ショウナンハピネスがOP特別のホープフルS勝ち、G3府中牝馬S3着の実績馬で、母ショウナンマオはJRAダート3勝。兄姉は3頭中1頭が勝ち上がり、半姉ショウナンナデシコは交流重賞4勝（かしわ記念、エンプレス杯、マリーンC、スパーキングレディーC）を挙げました。いとこにもキョウヘイ（シンザン記念）がいます。

本馬は、2023年9月30日の中山ダート1200mでデビュー。立ち遅れながらも二の脚を利かせて16頭立ての6番手に付けましたが、3～4コーナー中間から追走に苦しくなって直線も伸びを欠き、勝ち馬から3秒7差の13着に敗れてしまいます。次戦からは芝に転じ、中1週の東京芝1400m戦で12頭立ての後方3番手から伸び切れず3秒1差の最下位に敗れると、中4週の東京芝1600m戦も18頭立ての後方からの競馬で1秒7差の14着まで。2カ月あけての前走は先週1月27日の東京芝1800m戦に臨み、まずまずのスタートを切るも12頭立ての後方1～2番手追走となり、直線も差を詰められず、3秒0差の最下位に終わっています。

ここ2戦（11月18日、1月27日）のレース後は厩舎内で鼻出血を確認しています。少量のため検査は受けていませんが、内因性の鼻出血の可能性があります。ショウナンナデシコの弟で期待していた一頭ですが、体の緩さも残し、時間がかかりそうな印象のため、このタイミングでオークション出品とさせていただきます。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※ケイツーステーブル（茨城県牛久市奥原町）に在厩しており、預託料は7,700円/日（税込）です。
2月3日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：国本 哲秀（インボイス登録あり）