チャオバンビーナ　　牝５歳　　※中央競馬　登録抹消

父トーセンラーは切れ味を武器にマイルCSなど重賞3勝を挙げ、菊花賞3着、天皇賞・春2着と距離の融通性も見せて種牡馬入りしました。兄に米G1トラヴァーズSの覇者Flower Alley、全弟にスピルバーグ（天皇賞・秋、ジャパンC3着）がいる血統背景も頼もしく、2018年に初年度産駒が待望のデビューイヤーを迎えると、ザダル（京都金杯、エプソムC、プリンシパルS、セントライト記念3着）や、アイラブテーラー（淀短距離S、京阪杯2着）などが躍動。現役ではアケルナルスター（札幌日経OP2着、福島記念5着）、バンデルオーラ（テレQ杯）などがOPで活躍し、地方でもローズトレミエ（盛岡・若鮎賞3着）といった重賞活躍馬が出ています。

母系に関しては、祖母Leading Lightが米G1サンタモニカH2着の実績馬です。母オッティマルーチェはJRA芝、ダートで各1勝。他のきょうだいは半姉レイヨンヴェールがJRAダート3勝、半兄ショウナンハルカスがJRA芝、ダートで計3勝、クルスデルスールがJRAダート2勝、ジローがJRAダート3勝、半弟シンティリオが大井1勝と、6頭中5頭が勝ち上がっています。

本馬は、2021年11月7日の東京芝1400mでデビュー。トップスタートを決めて13頭立ての5番手に付け、後続の押し上げにも動じず落ち着いて脚をためると、直線でメンバー3位の上がりを使い、勝ち馬から0秒3差の2着に好走します。以降は距離を延ばしたり、ダートを試したりしながら7、5、12、9着と結果が伴いませんでしたが、3歳7月の函館で初めて芝1200m戦に臨むと、16頭立ての5～6番手から直線で力強く抜け出し、0秒1差で待望の初勝利を収めます。

中2週で臨んだ札幌芝1200m戦では好位から脚を伸ばして0秒4差の9着と、まずまずの内容で昇級初戦を終えると、中1週の札幌芝1500m戦では12頭立ての最後方からメンバー最速の上がりを駆使し、アタマ差の2着まで追い上げます。クラス突破も目前となりましたが、以降は今年1月にかけての7戦で4着が最高。前走は先週1月27日の京都芝1400m戦で、18頭立ての後方から伸び切れず、1秒1差の14着に終わっています。

前走は4カ月の休養を挟んでフレッシュな状態で使い、着順ほどは大きく負けていないものの、次走への優先権を外すと使いづらくなり、このタイミングでオークション出品となりました。休み明けを叩いて変わり身が出てくると思います。

もともと左前球節に軟腫が慢性化していますが、そのまま競馬を使って問題は見られていません。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

なお、現在以下の状態が見受けられます。
・両前ケイクン
・両トモ皮膚病


※もともと左前球節に軟腫が慢性化していますが、そのまま競馬を使って問題は見られていません。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は9,680円/日（税込）です。
2月3日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：吉田 千津（インボイス登録あり）