ナムラダリル　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父メイショウボーラーはデビュー4連勝で小倉2歳S、デイリー杯2歳Sに優勝。その後のG1ではあと一歩勝ち切れない競馬が続きましたが、4歳を迎えてダートに舞台を移すと詰めの甘さが解消。ガーネットS、根岸SとG3を連勝し、続くフェブラリーSで待望のG1初制覇を飾りました。その後は白星から遠ざかったものの、スプリンターズSで2着に食い込むなど、スピードを生かす距離ならば芝、ダートを問わずに活躍を続けました。種牡馬としても芝、ダートの双方で一流馬が輩出しており、ニシケンモノノフ（JBCスプリントなど重賞4勝）、エキマエ（兵庫CS）、ラインミーティア（アイビスサマーダッシュ）、ショーウェイ（ファンタジーS2着）などが活躍。フジラプンツェル（プリンセスCなど盛岡重賞3勝）、ダンツブルース（佐賀・大観峰賞）、ブレシアイル（水沢・ビギナーズC）といった地方競馬の重賞勝ち馬も多く送り出しています。

母系に関しては、いとこにブレークアップ（アルゼンチン共和国杯、阪神大賞典3着）がいる他、近親にナムラジョンブル（ユニコーンS3着）がいます。母ナムラカメーリアはJRA芝1勝（京都芝1600mで新馬勝ち）。兄姉は半兄ナムラホビットが笠松4勝、ナムラファラー、ナムラスワガーともにJRAダート1勝、ナムラロロが金沢2勝と、コンスタントに勝ち上がっています。

本馬は、2023年8月12日の新潟芝1600mでデビュー。若干立ち遅れながら13頭立ての後方4～5番手で進めましたが、外々を回る形から直線で伸びを欠き、勝ち馬から4秒2差の最下位に敗れてしまいます。次戦は4カ月半あけて中山芝1800m戦へ。体は416kgから440kgと増やして臨みましたが、ダッシュがつかず16頭立ての最後方追走となると、直線で差を詰め切れず、2秒0差の14着に敗れます。1カ月あけての前走は先週2月3日の東京ダート1600m戦。立ち遅れて16頭立ての最後方から差を詰められず、4秒7差の15着に終わっています。

前走後はトモに疲れが残っている状態です。走りは悪くないものの、まだ成長途上の感が否めません。特にトモが弱く、レースに使うと疲れが残ります。時間をかけてトモに力がついてくれば、変わってきそうです。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,350円/日（税込）です。
2月10日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：奈村 睦弘（インボイス登録あり）