シュマンドロワ　　牡４歳　　※中央競馬　登録抹消

父のモーリスはスクリーンヒーロの仔で4歳時の安田記念からマイルＣＳ、香港マイル、チャンピオンズマイルとマイルＧⅠ4連勝。5歳秋には天皇賞、香港Ｃと2000ｍ戦を連勝し、2017年からスタッドインしました。種牡馬としては初年度産駒のピクシーナイトが3歳にてスプリンターズＳを制するなどコンスタントに活躍馬を輩出。エリザベス女王杯馬ジェラルディーナや大阪杯勝ち馬ジャックドールをはじめ、すでに11頭の重賞ウイナーが誕生しています。またシャトル先のオーストラリアではオーストラリアンダービーほかＧⅠ3勝をあげ現地で種牡馬となったヒトツ、スプリントG1のドゥームベン10000勝ち馬マズといった活躍産駒が出ており、種牡馬としてその枝が広がりつつあります。

母のプリンセスフローラは未勝利でしたが、その半兄に朝日杯ＦＳ馬アルフレード、半妹にはフェアリーＳ勝ち馬のフィリアプーラがいます。米国から本邦に輸入された５代母クリアアンバーを祖にする母系は活躍馬を多数輩出の名牝系として知られ、ノーザンテーストの最高傑作と評され天皇賞（春）と有馬記念に勝利したアンバーシャダイは４代母サクラハゴロモの全兄、スプリンターズＳを連覇し種牡馬として活躍、近年はキタサンブラックの母父として存在感を放ったサクラバクシンオーは３代母ラトラヴィアータの全兄にあたります。

本馬は2022年10月2日の中山芝1800m戦で岩田康誠騎手を背にデビュー。好スタートから逃げの手に出て1000m62秒5とスローに落としますが、直線で後続馬に差され0秒8差の4着でした。2戦目と3戦目はテン乗りのジョッキーが騎乗したものの、ともにスタートで後手となったこともあり8着に敗れています。
3歳初戦からは岩田康誠騎手との再コンビとなりましたが、1月の中山芝2200m戦は2番手追走も4コーナー手前からバテてしまい14着。3月の中山ダート1800m戦も3コーナーあたりから手応えがなくなり、勝ち馬から4秒5差離された14着に敗れました。
その後の2戦でも連続10着以下となり３走成績による出走制限を受けたため、障害転向を決定。転厩して3歳秋から障害を3戦使われましたが、14着、12着、11着という結果でした。徐々に障害飛越に安定感が出てきているものの、現状では障害戦の長い距離をこなせるだけのスタミナがないことから関係者で協議。地方の短い距離でリスタートさせるのがベストという結論となり、今回オークション出品へと至りました。
前向きな気性で、新馬戦で先行して4着となったようにいいスピードを持っています。まだ試していないダート短距離戦がマッチすれば、十分変わってくる素質の持ち主だと考えています。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※2023年11月18日の競走において、枠内駐立不良（暴れる）となっています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,350円/日（税込）です。
2月10日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株)ノルマンディーサラブレッドレーシング（インボイス登録あり）