エイシンセブン　　牡４歳　　※地方競馬　在籍

父エイシンヒカリは１５戦１０勝。主な勝ち鞍はイスパーン賞(Ｇ１)、香港カップ(Ｇ1),
毎日王冠(Ｇ２)、エプソムカップ(Ｇ３)。３歳春にデビューし無傷の５連勝でオープン入り。翌年にエプソムカップ、毎日王冠を連勝すると暮れの香港カップで初Ｇ１制覇を飾ります。５歳時には欧州遠征を敢行。イスパーン賞では欧州の強豪相手に１０馬身差の楽勝で世界を驚かせました。代表産駒にはスプリント路線で活躍するエイシンスポッターを筆頭にローズＳＧ２、２着、秋華賞Ｇ１、４着のエイシンヒテンなどを出し地方競馬でもエイシンケプラー、エイシンシュトルムが南部駒賞(重賞)を勝利し芝ダート問わず産駒が活躍中です。

母エイシンソルティーは父に米国の大種牡馬タピットを持つ良血馬で中央１９戦２勝。芝１４００ｍを２勝と軽快なスピードを見せました。全兄エイシンシュトルムは南部駒賞(重賞)を勝利後ＪＲＡに移籍しNZトロフィー(G2)でも６着と健闘。近親に中山グランドジャンプ(JG1)２着のミナミノゴージャス。WATCキングストンタウンクラシック(豪G1)含む重賞５勝のMoriarty。南部杯(Ｇ１)勝利しダート路線を沸かせたタイキシャーロックなどを輩出しています。

本馬は４戦０勝。３歳１月に中山ダート１８００ｍでデビューします。スタートから好位につけるも道中は掛かり気味に追走し直線では余力なく１２着となります。その後右前肢種子骨骨折の為長期休養を余儀なくされました。園田競馬に転入し１年ぶりのレースでは能力試験での動きを評価され２番人気に支持されます。レースでは良い行きっぷりを見せ先行するも４コーナーで失速しシンガリ負けを喫します。続く３戦目、４戦目は抑えて後方からの競馬も、行きたがる素振りを見せ直線は伸びを欠く形で敗れております。まだ心身共に幼い状態でレースを使いながら自力強化をしている状況ですが道中の行きっぷりからはスピードのレベルは高そうです。課題をすこしずつ解消し、レース振りが向上すれば今後の一変も期待できる一頭だと思います。現状渡しノークレームノーリターンでの出品となります。ご検討の程宜しくお願い致します。

【本馬についての現状説明】
調教では楽に好時計で動ける馬なのですが、レースになると折り合いが難しく勝負どころでは体力を消耗しているようです。まだキャリアが浅く、レースを覚えてくれば、変わり身を期待できる馬だと思います。肢元に関しては、左前肢に骨瘤があり熱感をもつ事がありますが、痛みはありません。他は新たな腫れや跛行はなく落ち着いています。（園田競馬西脇・渡瀬寛彰調教師）


※2023年3月4日、右前肢種子骨骨折が判明。事故見舞金12号（調教中の事故により事故発生の日から3ヵ月以上出走できなくなった場合）の適用を受けています。靭帯付近の為手術はせず、保蔵療法で治療しています。右前肢、繋骨に骨増生を確認しております。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※園田競馬西脇馬事公苑・渡瀬寛彰厩舎（兵庫県西脇市合山町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
2月10日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：平井 克彦（インボイス登録あり）