カレンアリアンテ　　牝２歳　　※中央競馬　登録抹消

父カレンブラックヒルはダイワメジャーの初年度産駒で、3歳1月のデビューから無傷の4連勝でNHKマイルCを制覇し、父に初のGⅠタイトルをプレゼントします。秋初戦の毎日王冠でも古馬を一蹴して連勝を5まで伸ばしました。続く天皇賞・秋でエイシンフラッシュの5着に敗れて連勝はストップしましたが、古馬になってからも活躍を続け、5歳時にダービー卿CTを、6歳時には小倉大賞典に優勝しました。6歳いっぱいで引退、種牡馬入りし、2019年に産駒がデビュー。初年度産駒からセイウンヴィーナス（クイーンC3着）が芝重賞で活躍し、2世代目以降もラヴケリー（函館2歳S、ファンタジーSともに3着）、アサヒ（東スポ杯2歳S2着）などを輩出。ダートでもアザワクがエーデルワイス賞で2着に好走、スマイルミーシャが園田重賞6勝、ナムラマホーホが名古屋・笠松で重賞6勝を挙げるなど、スピードだけでなく豊かなパワーも伝えています。

一方、母系を見ますと、母カレンコティヤールが中央のダート1400ｍで3勝。全姉カレンリズは中央で2勝を挙げたのち、高知で5連勝を収めています。おばトーセングラマーも中央3勝と母のきょうだいも堅実で、祖母タシロスプリングはファンタジーSの勝ち馬という血統です。近親にはオープンクラスで活躍したマッチレスヒーローやジュニパーベリー、昨年のカンナSの勝ち馬で京王杯2歳S3着のオーキッドロマンスなどがおり、さらに遡れば、一族からはペルーダービー馬Baron Rojoなども出ています。

本馬は、早期特例登録馬として、栗東トレセン・鈴木孝志厩舎でのデビューを目指しておりましたが、成長過程と調教の進捗状況を踏まえて検討した結果、誠に残念ですが、中央競馬でのデビューを断念し、このタイミングで出品させていただきます。
現在は通常のメニューとして、トレッドミルとフラットコースを併用し、普通キャンター3000m～4000mに加えて週2回、坂路コースで終い3F15-15で乗っています。また、適度にパドック放牧でリフレッシュさせています。

牝馬特有の繊細で臆病な面があり、初めての環境に対しては、慣れが必要なタイプです。しっかりと時間を掛けてコンタクトを取りつつ、リズムを崩さないように調教を進めて行ければ問題ないものと思います。また、現状で、身体の線の細さは否めない本馬ですが、心身ともに成長途上と思われ、これからの成長過程に於いて変わり身を見せてくれることでしょう。ご検討をよろしくお願いいたします。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

『カレンアリアンテ』という馬名で競走馬登録済みですが、未出走のため、1回に限り馬名の変更が可能です。


※本馬の測尺は体高154cm、胸囲175cm、管囲19.0cm、馬体重は410kg（2月15日現在）です。

※加藤ステーブル（北海道沙流郡日高町富川東）に在厩しており、預託料は12,100円/日（税込）です。
2月24日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：鈴木 隆司（インボイス登録あり）