クイックメールの15　Quick Mail 15　　牡　２歳　　※未登録の２歳馬

母クイックメールは新馬勝ちを飾るなど、ダート1200～1700mの距離で幅広く活躍。繁殖牝馬としても初仔のワインシャワーが3歳春の時点で2勝を挙げれば、2番仔のパラヴィオンは佐賀競馬で3勝をマーク。3番仔のシュエットヌーベルも1勝を挙げて、現在も500万クラスで活躍中。堅実に走る産駒をコンスタントに送り出しています。また、2008年のキーンランドCを快勝し、当時の札幌競馬場芝1200mのレコードタイムを樹立したタニノマティーニはおじにあたり、4代母のタニノテスコは阪神牝馬特別など重賞2勝を挙げた活躍馬。旧カントリー牧場が大事に育んできた牝系です。
父は英ダービーと凱旋門賞を制したワークフォース。重賞勝ち馬こそまだ出ていないものの、アドマイヤウィナー（青葉賞3着）、ゴールドケープ（フィリーズレビュー3着）、アドルナメンテ（笠松・岐阜金賞2着）など中央地方問わず重賞好走馬を輩出しています。
本馬は2015年のセレクトセール・サラブレッド当歳セッションにて落札。2160万円という落札価格からもお分かりのように、評価が高かった1頭です。外国人オーナーにより落札されましたが、輸出のタイミングが合わなかったため、今回のサラブレッドオークションへ出品の運びとなった次第です。未知の魅力に溢れた、即戦力の2歳馬を手にする絶好のチャンスといえるのではないでしょうか。
なお、今年6月に左前繋靭帯炎を発症しましたが、現在は形の悪さが残るだけで、痛みや熱感は治まっています。それ以外に気になる疾病や悪癖は特にございませんが、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
本年6月より左前繋靭帯の種子骨付着部に炎症がありました。エコー検査では付着部に損傷が見られるものの、現状では形の悪さが残るのみで、熱感や痛みは治まっている状態です。調教はハロン20秒まで進めてきましたが、反動はなく、このまま調教内容を進めていける状態にあります。
馬体は大きく、当初は緩さが目立ちましたが、脚元が安定して乗り込めるようになり、だいぶ芯が入ってきた印象です。本当に良くなるのは3歳になってからだと思われますが、トモの動きも安定してきましたので、パワーを生かした走りをするタイプに成長してくれると思われます。気性は扱い難いような面はなく、調教の際にも落ち着きがあります。（吉澤ステーブル・鷲尾マネージャー）


※馬体重は551kg（11月9日現在）です。

※吉澤ステーブル北海道本場（北海道浦河郡浦河町西舎）に在厩しており、預託料は7000円/日（税抜）です。
11月11日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：（株）吉澤ステーブル