パイロスコープ　　セン６歳　　※地方競馬　在籍

パイロスコープをご紹介いたします。

父はパイロ (USA) です。昨年度はベルピットがホッカイドウ競馬三冠を達成し、メイショウハリオが史上初となる帝王賞 (Jpn1) 連覇の偉業を成し遂げるなど、産駒はダート界を大いに賑わしております。

本馬のきょうだいにはJRAのダート競走における活躍馬が名を連ねており、３勝を上げたショーグン、カトレア賞では後の高松宮記念勝ち馬のナランフレグを破り2着入着を果たした２勝馬キンゲン、新馬戦では現オープン勝ち馬オーサムリザルトの3着に好走し、これまでに2勝をマークしているササヤキなどがおります。

本馬は1歳時に両飛節OCD関節鏡手術を実施。その後右後肢の慢性的な跛行によりJRA競走でのデビューが間に合わず、４歳となった2022年２月8日、大井競馬場・1200m戦において初出走を迎えました。馬群のイン6番手を追走し、直線を迎えるとスムーズに外に進路を変えると、上がりタイム2位の末脚を繰り出し一気に先行馬を捕らえて優勝。素晴らしい内容でデビュー勝ちを収めました。

３月８日の同条件戦では発馬が上手く行かず、最後方からの競馬となるものの道中10番手まで押し上げて直線を迎えると、抜け出しを図る先行馬を上がりタイム最速の末脚で大外から猛追。最後は追い比べを制して連勝を決めました。３戦目は3月30日の1600m戦に出走します。スタートを決めて6番手の好位をキープし、３コーナーから進出を開始。一気に先頭に躍り出ると、追いすがる２着馬を直線で突き放し３連勝を達成しました。

その後4月19日の同条件戦において２着となった後、2022年6月に蹄葉炎を発症。さらに、復帰を目指していた2023年3月に左前肢副管骨骨折を発症したために長期休養を余儀なくされました。しかし、2023年10月２日に見事復帰を果たすとそこから順調に５戦を消化。勝利には及ばなかったものの2着と3着が１回、加えて１度も掲示板を外さない抜群の安定感を示しました。今後も活躍が十分期待できる本馬ですが、早期に中央復帰させるにはやや荷が重いと判断し、この度の上場となりました。

本馬は６歳ですが、キャリアはわずかに9戦と使い込まれておりません。競走成績も非常に安定しており、最終出走時の2月15日の1400m戦では5着となったものの、勝ち馬とは0.3秒差と僅差。また、上がりタイム最速の末脚で追い込んでおり、まだまだ衰えは感じさせません。新天地でも持ち味を活かして活躍してくれることを、心より願っております。

また本馬には以下の既往歴があります。

・1歳時（2019年）に両飛節のOCDに関節鏡手術を行っています。
・2021年3月26日に去勢手術を実施しています。
・2022年６月に蹄葉炎を発症しました。それ以降、時折蹄が熱感を帯びることはありますが、現在症状は落ち着いています。（レントゲン写真をご確認ください。）
・現在両前に蟻洞が確認されています（写真をご確認ください。）

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※2023年3月に左前肢副管骨骨折を発症。2カ月乗り運動を休み回復しています。

※2021年3月26日（3歳時）に去勢手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※ミッドウェイファーム（茨城県行方市蔵川）に在厩しており、預託料は12,100円/日（税込）です。
3月2日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)（インボイス登録あり）