ビリーヴインミー　　牝６歳　　※地方競馬　在籍

父サウスヴィグラスはダート短距離で無類の強さを誇った一流馬です。重賞初制覇は6歳時の根岸Sと遅かったのですが、そこからの成績が圧巻。フェブラリーS6着のあと交流重賞を4連勝。翌年には根岸S連覇を果たし、北海道スプリントCも勝って6連勝とすると、東京盃で2着に敗れて連勝は止まりましたが、続くJBCスプリントでG1初制覇を果たし、この一戦を最後に引退、種牡馬入りしました。産駒は初年度からダートで活躍し、特に地方競馬でファーストシーズンリーディングサイアーになるなど、一流馬を多く輩出。交流重賞4勝を挙げ、2012年にNAR年度代表馬に選出されたラブミーチャンを筆頭に、ナムラタイタン、コーリンベリー、タイニーダンサー、ヒガシウィルウィン、アークヴィグラス、サブノジュニアなど、距離の長短を問わずに活躍馬を送り込んでおり、2015年から7年連続の地方競馬リーディングサイアーに輝いています。

母系を見ますと、母ファイトソングはJRAのダートで新馬勝ちしたのち、南関東で2勝。きょうだいは半姉ファイトユアソングがJRAのダートで3勝を挙げたのち、南関東の重賞、オープンで活躍した他、7頭が中央、地方を問わずに勝ち上がっており、地方の重賞を含み多くの白星を挙げています。伯父に名古屋大賞典やマーキュリーCを勝ったスナークレイアースがいるなど、母のきょうだいは6頭がJRAで勝ち上がっており、非常に優秀。祖母ジグズアンドリールズは英国で2勝を挙げ、その半妹には英G1チヴァリーパークSなどを勝ったデットサーテンがいます。一族からは英G1ミドルパークSを勝ったアステアなど、欧州の重賞、リステッドレース勝ち馬が多数出ており、底力を感じさせるファミリーです。

本馬は2020年12月13日に中山ダート1800mの新馬戦でデビューし3着。その後も2着1回、3着3回と安定した走りを見せましたが、勝ち運に恵まれず。8戦0勝、うち7戦で掲示板内という成績でJRAの登録は抹消。川崎に移籍しました。
移籍初戦となった1600mのB3二組特別こそ12着と上位人気を裏切りましたが、続く同舞台のB3三組特別では2番手から3着に粘って前進。その後はやや成績にムラがありましたが、翌年から距離を詰めると春先から成績が一気に安定し、4月に船橋1200mのB3特別戦で2勝目。6月には同舞台のB2特別戦で3勝目を挙げています。
その後も短距離に照準を絞り、A級の強いメンバー相手にも善戦。昨年5月には川崎900mの準重賞でも5着と掲示板を確保しました。年末には船橋1200mのA2B1特別で久々の勝利を挙げ、今年も川崎900mのB1B2戦で3着とそこまで差のない競馬をしています。
6歳の牝馬ですが、900m戦でもダッシュがつくスピード能力は健在。短距離戦であれば、まだまだ十分に活躍してくれるでしょう。きょうだいも息の長い活躍をしていますし、新たなオーナー様の下で、もうひと花咲かせることができると思っております。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
素直で扱いやすく、自己条件であればまだまだ十分にやれる馬だと思います。なお、1年ほど前の船橋でゲートに突進したことがあり、その後は尾持ちで対応しています。（川崎競馬・佐々木仁調教師）


※2021年5月15日の競走において、枠内駐立不良（くぐる）となっています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※愛知ステーブル千葉分場（千葉県市原市西国吉・大東牧場内）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
3月23日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(有)PRIDEROCK（インボイス登録あり）