モズビリーブの22　　牝２歳　　※育成馬（育成中の2歳馬）

父モズアスコットは3歳夏の初勝利から破竹の4連勝でOP入り。連闘で臨んだ4歳時の安田記念において重賞初制覇をG1で飾ると、6歳時からはダートに矛先を向け、根岸S、フェブラリーSと復活の2連勝。史上5頭目となる芝・ダートの二刀流G1制覇を達成しました。その後も南部杯ではレコード決着を演出するクビ差の2着、ラストランとなったチャンピオンズCではメンバー上がり最速タイの末脚を繰り出すなど、スピードとパワーを遺憾なく発揮してのスタッドイン。初年度167頭、2年目139頭、3年目にも130頭の繁殖牝馬を集める人気の高さを誇り、ファーストクロップが今夏から順次デビューを迎えます。芝・ダート不問の活躍はもちろんのこと、その父Frankel同様、クラシック種牡馬としての可能性も秘めています。

一方、母系は米芝牝馬チャンピオンLady Eli（ベルモントオークスなど米G1・5勝）や、Alwuhush（ミラノ大賞、カールトンFバークHなど伊米G1・3勝）、Husband（ロスマンズインターナショナル）といった世界のG1馬たちと同じく、Khazaeenに遡る極めて優秀なファミリー。5代母The Dancerは英オークスの3着馬で、曾祖母は言わずと知れた名繁殖牝馬マンファス。近親には変則二冠馬であり、著名種牡馬となったキングカメハメハ（日本ダービー、NHKマイルC）、米G1サンタアニタダービーを制したThe Deputyのビッグネームが燦然と輝いており、母モズビリーブは新馬戦でのちの桜花賞馬ジュエラーの4着、半兄モズキゾクは船橋・名古屋で計3勝をマークしています。

本馬は、自社所有馬として競走馬デビューを予定しておりましたが、右前肢の外側の裂蹄を発症。暫くの間、休養を余儀なくされ、早期のデビューへ目処が立たない現状を踏まえて協議した結果、誠に残念ですが、このタイミングで出品させていただきます。

ブレーキング開始以降から順調に騎乗調教へ進み、今年に入るとフラットコースで1F22～20秒のキャンターに進んだものの、1月中旬に右前肢の外側の裂蹄を発症。騎乗調教を止め、鉄を打って締めると一旦は良くなり、3月に入り騎乗調教を再開。しかし負荷が掛かったために気にする仕草を見せました。念のためレントゲン検査を受けましたが、蹄骨は問題ないそうです。現在は、歩様を確認した上で、歩様に問題のない日は、40分のマシン運動を消化しています。装蹄師の話では2～3ヵ月の時間が必要との見解です。ご検討をお願いいたします。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
順調に来ていただけに裂蹄は残念でした。ただ休養期間での身体の成長も見込めますし、地方競馬ならやれそうな雰囲気を感じています。（スティーブルキズナ・目黒氏）


※本馬の馬体重は430㎏（3月20日現在）です。

※スティーブルキズナ（ベーシカル・コーチング・スクール内・北海道沙流郡日高町富浜）に在厩しており、預託料は8,500円/日（税込）です。
3月30日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) キャピタル・システム（インボイス登録あり）