カイトワザアリ　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のベーカバドはケープクロス直仔の仏国産馬で3歳時に仏G１パリ大賞に優勝。2012年から本邦で種牡馬入りしています。ホッカイドウ競馬所属ながら札幌2歳Sで3着に入りJRA移籍後はオープンの関門橋Sに勝ったダブルシャープ、ターコイズS2着のフィールシンパシー、兵庫ジュニアグランプリ2着のハングリーベン、北海道2歳優駿3着のエネスクなど産駒は芝、ダート問わず走っています。今年もプリンスミノルが3勝クラスの小倉城Sに勝ちオープン入りを果たしたほか、ビレッジイーグルがペガサスジャンプSを3連覇するなど、産駒の活躍はとどまることを知りません。

いっぽう母系ですが、母のジーピークロスは園田で2勝。きょうだいは半兄モズクロスが園田で3勝、ひとつ上の半兄ピラヴロスも岩手で5勝をあげています。従姉妹にはエリザベス女王杯馬のモズカッチャンがおり、伯父に札幌2歳S2着のモズ、叔父には京王杯2歳S2着のクインズハリジャンがいます。また2代母ベストブートの半姉に南部杯に勝ったゴールドティアラ、半弟には英G1クイーンエリザベス2世S馬ポエッツヴォイスがいるほか、一族にはUAEのG1ジェベルハッタに勝ったブレアハウスや富士Sに勝ち国内外のG1で3度の2着があるステファノスなど、ファミリーからは活躍馬が多数輩出されています。

本馬は2024年2月4日の京都芝1600m新馬戦でデビュー。スタートでダッシュがつかず後方からの競馬となり、最後の直線ではバテた馬を数頭交わしたものの勝ち馬から1秒7差の14着でした。
短期放牧を挟んだ2走目は3月23日の阪神ダート1400m戦でした。大外枠からのスタートで後方13番手からレースを進めます。直線では差を詰めようとしますが、脚抜きのいい馬場で前と差はなかなか縮まりません。ラストはバテてしまい1着馬から3秒8差、16頭立ての15番手での入線でした。
ここまで2戦を消化しましたが、心身ともに成長途上の感が否めません。とくに気性が幼く、なかなか競馬へ向かっていかないのが現状です。良化には時間を要すことから、関係者で協議し今回のオークション出品へと至りました。
母、きょうだいともにJRAから移籍後の地方競馬で初勝利をあげており、本馬も馬体そのものは悪くないだけに環境を変えて地方で競馬を使いつつ成長を待ちたいところです。

なお本馬はゆう癖があります。また、現在左トモ管内外に古傷が見受けられます。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,230円/日（税込）です。
3月30日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) キャピタル・システム（インボイス登録あり）