パネンカポコ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のカレンブラックヒルはダイワメジャーの初年度産駒で、3歳1月のデビューから5連勝でNHKマイルCなど重賞を3勝。古馬になってからも重賞を2勝し、2016年から種牡馬入りしています。これまでにアサヒ（東京スポーツ杯2歳S2着）、ラヴケリー（函館2歳S3着、ファンタジーS3着）、アザワク（エーデルワイス賞2着）、セイウンヴィーナス（クイーンC3着）などが重賞で好走。地方ではスマイルミーシャが兵庫ダービーなど重賞6勝、ナムラマホーホは東海菊花賞など重賞6勝をあげるなど、産駒は芝、ダート問わず活躍しています。

いっぽう母系ですが、母のウジラーサンは盛岡で1勝。本馬の伯父サミットストーンは浦和記念に勝ち東京大賞典でも3着、叔父のエンヤラヴフェイスは昨秋のデイリー杯2歳S2着馬です。遡れば4代母のマフィティスからはジャックルマロワ賞をはじめ日仏でGⅠ5勝をあげ種牡馬としても活躍したタイキシャトルや、阪神JF馬ピースオブワールドが出ています。一族には英愛でオークスを制覇したブルーウィンド、マイルCS馬シンコウラブリイなど活躍馬がおり、優秀なファミリーの出といえます。

本馬は2023年11月25日の東京芝1600m新馬戦でデビュー。馬体重は388キロでした。好スタートから一瞬先頭に立つ勢いもありましたが先行グループからの追走となりました。もっとも少しずつ位置取りが悪くなり、直線では伸びを欠いて1着馬から3秒5差の17着に敗れます。
前走は3月23日の中京芝1400m戦で、プラス6キロでの出走。まずまずのスタートだったものの、距離短縮戦とあって中団からのレースとなります。インを進み直線に入りますが、徐々に置かれてしまい18頭立ての17着でのフィニッシュ。勝ち馬からの着差は2秒3でした。
レース後に左前の球節部に腫れが出たため、3月26日にレントゲン検査を行うも骨折はなく、3月27日に実施したエコー検査でも靱帯等に異常なしとの診断でした。
いっぽうで放牧を挟んだ前走の内容から、現状では成長力に欠けている点が否めません。JRAでのレースを続けていくのは難しいと判断して、今回のオークション出品となりました。
小柄な馬体ですが、環境を変えて成長を促すことでレース内容も変わってくると思われます。とくにスタートがいいことは地方競馬でアドバンテージのはずです。
なお本馬は右にモタれるところがあり、右側だけにチークピーシーズを着用してレースに臨んでいました。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※現在、左前球節に腫れと熱感があります。

※イレ込むと旋回癖がみられます。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,350円/日（税込）です。
3月30日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ザ・チャンピオンズ