エイシンジーン　A Shin Gene　　牡　４歳　　※地方競馬　在籍

現役時代は2戦目以降無敗で英ダービー、凱旋門賞などG1を6勝、種牡馬としても昨年の英ダービー馬HarzandなどG1ウィナーを多数送り出し、名種牡馬としての地位を築きつつあるSea The Starsの産駒がサラブレッドオークションに登場です！
母系に目を転じると、Danger Over（仏G3・セーネオワーズ賞）、Silk And Scarlet（愛G2・デビュターントS）、その産駒にあたるエイシンアポロン（マイルCS）、Master of Hounds（首G1・ジェベルハッタ）、Minorette（米G1・ベルモントオークス）の兄弟に、従兄弟にあたるSecond Step（独G1・ベルリン大賞）、曽祖母のBallinderryもイギリスの重賞ウィナーで、Sanglamore（仏G1・仏ダービー、イスパーン賞）など近親には活躍馬多数。活気に満ち溢れた牝系です。
本馬は昨年3月にJRA阪神競馬場でデビュー。2戦を消化した後に飛節の骨折で9ヵ月の休養を経て園田競馬へ移籍。転入初戦、2戦目と連勝を飾り、JRAの復帰も視野に入っていましたが、その後は思いのほか結果が出ていません。近走は2ケタ着順が続いているものの、夏負けで調子を落とした影響が尾を引いているとのことで、度外視でいいでしょう。前述の血統背景からもこのまま終わるとは到底思えないだけに、今後の成長、変わり身が期待できそう。格付的に有利な競馬場への移籍が叶えば、もっとやれるはずです。
なお、左飛節に外傷痕があります。添付の写真でご確認ください。

【本馬についての現状説明】
転入前に飛節を骨折しましたが、こちらに入厩してからは全く影響ありません。転入初戦と2戦目の連勝は行き脚こそ付かなかったものの、後方から末脚を伸ばして差し切る強い内容でした。C1クラスに上がってからもコンスタントに走ってはいたのですが、夏場の暑さが応えて体調を崩してしまい、それがまだ尾を引いている現状。体も寂しく見えますし、調教の行きっぷりもひと息だっただけに、一度立て直した方がいいかもしれません。それでも血統的にまだまだ良化が見込めるでしょうし、体調さえ戻ればもっとやれていいはず。格付的に有利な競馬場への移籍が叶えば、ガラッと変わっても何ら不思議はないと思います。（園田競馬西脇・森澤友貴調教師）


※2016年4月17日（3歳時）の競走中に右飛節骨折を発症。事故見舞金7号（競走中の事故により事故発生の日から9ヵ月以上中央競馬の競走に出走できなくなった場合）を受給しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※大浦競走馬トレーニングセンター（兵庫県明石市大久保町大窪）に在厩しており、預託料は3100円/日（税抜）です。
11月11日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：平井　克彦