ピヨルピ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のトゥザグローリーはダービー馬キングカメハメハとエリザベス女王杯馬トゥザヴィクトリーとのカップリングから誕生。有馬記念での2度の3着惜敗などGⅠタイトルには届かなかったものの京都記念など重賞5勝をあげました。2015年から種牡馬入りし、JRAではカラテ（東京新聞杯など重賞3勝）およびゲンパチルシファー（プロキオンS）と芝、ダートの双方で重賞ウイナーが誕生しています。地方では岩手でマイランコントルがウイナーC、浦和ではサヨノグローリーがプラチナCで重賞タイトルを手にしています。

いっぽう母系ですが、母のイオはJRAで1勝。ひとつ上の半兄アマイはJRA2勝クラス在籍中、2つ上の半兄ナナコロビヤオキはJRA未勝利後高知へ移籍して8勝をマークしています。2代母クラウンガルチはJRA2勝、母の従姉妹にJRA3勝のシゲルエスペレ、また母の従姉妹の仔コウザンゴールドは佐賀で重賞5勝を含む23勝をあげています。遡ると4代母はCCAオークスなどG1を5勝した全米3歳牝馬チャンピオン馬モムズコマンドであり、一族には米G2プレーリーメドウズコーンハスカーHなど重賞4勝ジョーンズボロー、G1セクレタリアトS3着のエクストラチェックなどがいます。

本馬は2023年9月17日の中山芝1200m新馬戦でデビュー。ゲートで後手となり、道中は後方から5頭目での位置取り。直線では伸びがなく、勝ち馬から3秒2差の13着に敗れています。
その後は放牧を挟み、今年3月23日の中山ダート1200m戦で復帰しました。スタートが良くなりましたがレースは中団から追走となり、そのまま13着でのゴール。1着馬との着差は2秒7でした。
放牧で成長を促すも変わり身がなく、JRAのレースを続けるには厳しい現状と判断し、このたびのオークション出品へと至りました。
環境を変えてレースを使いつつ成長を促せば、半兄のように地方で素質を活かしてくるのではないでしょうか。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,350円/日（税込）です。
3月30日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(有) ミルファーム（インボイス登録あり）