ミストレビノ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のシュヴァルグランはハーツクライの産駒で、5歳時にレイデオロ、キタサンブラックなどに先着してジャパンCを制覇。7歳時のドバイシーマクラシックなどGⅠでの2着が3回、3着が4回あります。姉ヴィルシーナ、妹ヴィブロスもGⅠウイナーであり、近親にもデヴィルズバッグ、ラーイなどの種牡馬がいます。2020年からスタッドインし現3歳が初年度産駒であり、JRAではメリオーレムが2歳1勝クラスのエリカ賞に勝ち、大井ではモンゲースパイが2歳重賞ゴールドジュニアで2着に入っています。

いっぽう母系は母のアンケセナーメンはJRAで未勝利でしたが、半兄スリーピートが3勝、半姉テンブンも新馬勝ちをしています。2代母ミヤビトップレディは地方競馬で10勝、本馬の伯母ブルーベリーは笠松で重賞ジュニアクラウン1着など8勝をあげています。3代母エプソムジョーオーの半弟に中日新聞杯など重賞2勝のツルマルガイセン、半妹には朝日チャレンジC勝ち馬のツルマルガールがおり、同馬の仔が安田記念馬ツルマルボーイ、孫が2021年の関東オークスを制したウェルドーンです。遡れば100年以上本邦に根付く牝系ですが、未だ活力あるファミリーといえます。

本馬は2022年の北海道サマーセールにおいて429万円で取引されています。
2023年8月26日の新潟芝1600m新馬戦でデビュー。好スタートから先行グループにつけますが、直線に入ると手応えがなくなり勝ち馬から7秒8差の17着に敗れました。
デビュー戦後は両前脚のソエで間隔を開け、11月の福島芝1200m戦で復帰しますが、4コーナーで前を行く馬が外側に斜行したことで躓き騎手が落馬。競走中止となりました。また中4週で出走した中山ダート1200m戦では先行グループを追走も、4コーナー手前あたりから位置取りを下げ14着での入線。1着馬とのタイム差は2秒7でした。
その後は3か月の休養を挟み、今年3月23日の中京芝1400m戦に出走。道中は2番手から追走も、直線で伸びを欠いて15着敗退に終わっています。
ここまで4戦を使われましたが、現状ではスピードと体力不足が否めません。良くなるには時間を要することから今回のオークション出品へと至りました。
スタートがいいのは地方競馬において大きなアドバンテージとなります。環境を変えることで成長を促し、素質通りの走りに期待です。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※2023年11月11日の競走中、外側に斜行した他馬に接触してつまずき、騎手が落馬したため競走を中止しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※松風馬事センター（茨城県稲敷郡美浦村受領）に在厩しており、預託料は8,250円/日（税込）です。
3月30日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：村田 哲朗（インボイス登録あり）