ウェザーコック　　牡４歳　　※中央競馬　登録抹消

ウェザーコックをご紹介いたします。

父はタリスマニック (GB) です。現役時代はドバイ、アメリカ、フランス、香港と世界各地のレースへと遠征し、高い適応能力とレースセンスを武器に、コースレコードで駆け抜けたBCターフ (G1) など重賞3勝の成績を収め、日本で種牡馬入りを果たしました。産駒にはファルコンS (G3) 3着のサウザンサニー、地方競馬においても東京ダービーTRを制し、東京ダービーでは3着入着を果たしたナンセイホワイトなど、芝・ダートを問わず活躍馬を続々と送り出しています。

母はレッドフェザーです。本馬のきょうだいにはJRA競走で２勝を挙げたのち、現在は岩手競馬の重賞戦線で活躍を続けるフレイムウィングス、JRA競走の3勝クラスにて2着入着の実績馬スカーレットスカイ、なでしこ賞 (1勝クラス) の勝ち馬で、昇竜S (オープン) にて３着に好走したナスティウェザーがおり、おじには新潟2歳S (G3) で2着入着を果たし、夢見月S (OP) を制したノウレッジ、JRA競走3勝のプロスパラスデイズとエンダウメント、おばにはJRA競走において4勝を挙げ、レパードS (G3)、TCK女王盃 (Jpn3) で3着に好走したブランクチェックがいるなど、非常に多数の活躍馬を抱えるファミリーの出身となっております。

本馬は2022年12月３日、阪神・芝1200ｍ戦の2歳新馬戦においてデビューしました。上々のスタートから８番手に控えて直線にかけましたが、伸びあぐねて７着で入線しました。

その後、砂上に矛先を変え、同年12月24日の阪神・ダート1800ｍ戦に出走。芝の初戦よりも強化された二の脚で２，3番手のポジションに収まると、余裕のある手応えで直線に向き一旦は先頭に躍り出るかの勢いで伸びて２着でフィニッシュしました。３馬身差をつけられましたが、勝ち馬のクールミラボーは今年の２月に４勝目を挙げてオープン入りした実力馬、また５着馬ダディーズウォリアは現３勝クラスという好メンバーを相手に初のダートで上位争いしました。

3戦目の2023年１月14日、小倉・ダート1700ｍ戦は悪天候で不良馬場となりましたが、ここもスタートを決めて２番手につけると、終始余裕のある手応えで４コーナー手前では逃げ馬をかわして早くも先頭へ。直線は後続を引き離す一方で、2着馬に８馬身差をつける圧倒的なパフォーマンスで単勝１番人気に応えて初勝利をあげました。

その後１勝クラスでは入着に至りませんでしたが、同年2月26日、小倉・ダート1700ｍ戦の３歳１勝クラスは5番手から伸び負けて1.3秒差の８着に敗れたものの、先着した７頭のうち２、６着の２頭が現オープンクラス、１、4着馬が３勝クラスという強力なメンバーのなか最後まで抵抗。後の活躍馬に迫る走りを見せておりました。この度、新たな活躍の場を求めての上場となりましたが、４歳とまだ若くキャリアも11戦とフレッシュな状態をキープしておりますので、スタートの良さと安定した先行力を活かして、新天地での更なる飛躍を願うばかりです。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,230円/日（税込）です。
3月30日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)（インボイス登録あり）