ティエラボニータ　　牡４歳　　※地方競馬　在籍

父のイスラボニータはフジキセキの仔で、2014年の皐月賞を制しダービーでは2着惜敗。ほかに重賞2勝をあげ、同年の最優秀３歳牡馬に選出されました。6歳まで現役を続け通算8勝、1400mの阪神Cから2200mのセントライト記念までで勝利をあげています。2018年からスタッドインしプルパレイ（ファルコンS）、ヤマニンサルバム（中日新聞杯）と2頭の重賞ウイナーが誕生。ほかにバトルクライがすばるS-Lに勝ち根岸Sで3着に入るなど、産駒は芝、ダートを問わない走りを見せています。

いっぽう母系ですが、母のスプリングボードはJRAで4勝。きょうだいは半兄シンキングダンサーが東京ジャンプSに勝ち中山グランドジャンプでも2着、全姉アメトリーチェは昨秋に3勝目をあげています。また甥のシウラグランデは佐賀の重賞・佐賀ユースCの勝ち馬です。遡ると3代母バイマイラブから京成杯3歳Sに勝ち朝日杯3歳Sでも2着に入り最優秀3歳牝馬（当時）に選出のサクラサエズリ、京成杯と共同通信杯を連勝したサクラスピードオー、京成杯2着、毎日杯3着のマイネルマクロスなどが輩出されています。

本馬は3歳4月の京都ダート1200m未勝利戦で既走馬相手にデビュー。ゲートは出たものの行き脚がつかず後方からの競馬となり、勝ち馬から2秒3差の13着でのゴールでした。
2戦目は7月の中京戦では適性を求めて芝1400mに使われましたが、1着から3秒0差の15着。8月の小倉ではダート1700mに出走しましたが10着に敗れています。
3歳未勝利戦終了に伴い、JRA再転入を念頭に佐賀競馬へと移籍。10月の2戦はともに2着止まりも、11月4日の1400m戦で初勝利をあげています。その後の5戦は惜敗続きでいたが、今年2月の1400m戦で通算2勝目。もっとも中1週で出走の1300m戦は4着、さらに中1週で出走した3月24日の1400m戦では1番人気に推されるも5着敗退でした。
レース後、歩様に乱れが出たため3月25日にレントゲン検査を行ったところ、右前橈骨遠位端骨折が判明。復帰までは時間を要することから、このタイミングでのオークション出品へと至りました。
概ね全治6か月の診断が出ており、除去手術の必要がありますが今回は手術をせずでの出品となります。時間を要すものの復帰後は、地方競馬への馬場適性も高さから堅実な走りを見せてくれるはずです。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
これからの活躍を楽しみにしていたので骨折は非常に残念です。無事に復帰してくれることを祈ります。（佐賀競馬・山田徹調教師）


※2024年3月24日の競走で、右前肢橈骨遠位端骨折を発症。全治6ヵ月の診断を受けています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※佐賀競馬場・山田徹厩舎（佐賀県鳥栖市江島町字西谷）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
3月30日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) ノルマンディーサラブレッドレーシング（インボイス登録あり）