ブラウンキングズ　　牡４歳　　※地方競馬　在籍

父サクラオリオンは芝中距離を中心に8歳まで息長く活躍しました。デビューは3歳3月と遅かったものの、4月に3戦目で勝ち上がると長期休養も挟みながら着実に力をつけて6歳8月にOP入り。7歳時に芝2000mの中京記念、函館記念と重賞2勝を挙げました。2012年生まれの初年度産駒は血統登録頭数9頭で、その後15頭、7頭。4世代目はわずか3頭でしたが、その中からカイザーメランジェが2018年の黄梅賞でJRA初勝利を挙げると、短距離を中心に実績を積み上げて2019年の函館スプリントSで重賞初制覇を飾り、8歳時の2023年にルミエールオータムダッシュを勝つなど、父同様に息の長い活躍を続けています。地方でもスタークニナガ（盛岡・知床賞、オパールC）といった重賞馬が出ています。

母系に関しては、3代母サクラヴィクトリアが関東オークス優勝、秋華賞2着の実績馬で、遠縁にラッキードリーム（JBC2歳優駿、地方重賞10勝）がいます。母ワンスアポンタイムは門別2勝。現3歳の全弟イガルクは高知2勝を挙げています。

母の初子で、2021年の北海道サマーセール出身（385万円）の本馬は、浦和・山越光厩舎から2022年8月8日の浦和800mでデビュー。6頭立ての4～5番手から伸び切れず、勝ち馬から1秒7差の5着に敗れてしまいます。3週間あけての1400mでは12頭立ての中団から伸びを欠いて8着（3秒6差）に敗れましたが、さらに3週間後の同舞台では10頭立ての3番手に付け、直線もしぶとく伸びて0秒7差の2着に好走。初勝利への期待も高まりましたが、以降は大きな進境が見られず、10月から昨年4月にかけての8戦で4着1回が最高。浦和・海馬澤司厩舎に転厩して2戦、今の大井・佐々木洋一厩舎に移っての2戦の中では9着が最高という成績で、前走は先週3月21日のC3四五（大井1200m）に臨みましたが、16頭立ての中団後方から伸び切れず、2秒7差の15着に終わっています。

なお、口向きにうるさい時があり、注意が必要です。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
大井で2戦しましたが結果が出ず、入れ替え整理もありオークション出品となります。小回りコースの方が合っていると思います。浦和からの転厩で間があいたのは、馬房の調整でした。（大井競馬・佐々木洋一調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※篠原ファーム（千葉県富里市中沢）に在厩しており、預託料は5,500円/日（税込）です。
3月30日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：小島 學（インボイス登録あり）