リスターロッチ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のカキツバタロイヤルはダービー馬ウイニングチケットの半弟であるロイヤルタッチの仔で、2歳から10歳まで地方競馬で現役を続け通算70戦15勝。大井のサンタアニタT連覇をはじめ南関東の重賞を4勝し、東海地区でも重賞2勝。交流重賞ではダイオライト記念2着、日本テレビ盃3着、東京大賞典5着などの成績を残しています。2017年から種牡馬となりましたが、産駒登録は本馬が唯一となっています。

いっぽう母系ですが、母のウインホイッスルは大井で４勝。半兄グラスホッパーは門別で１勝、従兄弟のベラジオウマムスコは今年１月の姫路で4勝目をあげています。JRAダートで3勝の3代母エンプレスロッチの一族は地方競馬での活躍が目立ちますが、遡ると5代母クリプシーからはマチカネタンホイザ、ワコーチカコ、ダンツジャッジなどの重賞ウイナーが出ており、7代母には国内屈指の名牝スターロッチ。ファミリーには秋の天皇賞馬サクラユタカオー、二冠馬サクラスターオー、ダービー馬ウイニングチケットなどがいます。

本馬は2022年北海道オータムセールにて176万円で落札されました。
2024年1月14日の中山ダート1200m新馬戦でデビューし、後方からの競馬となり16頭立ての15着。2戦目となった3月10日の中山ダート1200m戦では中団後ろからの追走で、初戦より走破時計を詰めたものの勝ち馬から3秒6差の11着でした。
そして3月30日の中山ではダート1800mに距離を延ばしての出走。スタートはまずまずでしたが、行き脚がつかず後方からの競馬となりました。この日の脚抜きのいい馬場では前との差は詰まらず1着馬から4秒9差の13着に終わっています。
3戦を終えた本馬の現状を鑑みると、成長が遅れている感があります。そのためJRAではなく地方競馬でレースを使いつつ成長させていくのがいいのではないかとの結論から、今回のオークション出品となりました。
本馬はタフな活躍を見せたカキツバタロイヤル最後の産駒であるとともに、名牝スターロッチのクロス配合馬です。成長とともに地方のダートを駆け抜けた父と名品系の良さが出てくることを期待しています。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,350円/日（税込）です。
4月6日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：鈴木 康弘（インボイス登録あり）