マーベラスムーン　　牡６歳　　※中央競馬　登録抹消

父ドリームジャーニーはステイゴールド×母父メジロマックイーンの配合から誕生し、2歳時に朝日杯FSに優勝。5歳時には宝塚記念と有馬記念の春秋グランプリ制覇を果たすなどG1・3勝を含む重賞7勝を挙げています。また、4歳下の全弟には史上7頭目のクラシック三冠馬オルフェーヴルがいます。2012年から種牡馬入りし、産駒数にはそこまで恵まれませんでしたが、ヴェルトライゼンデ（日経新春杯、鳴尾記念、日本ダービー3着、ジャパンC3着）、ミライヘノツバサ（ダイヤモンドS、日経賞2着）、スルーセブンシーズ（中山牝馬S、宝塚記念2着、凱旋門賞4着）と3頭の重賞ウイナーが輩出。他にもトゥラヴェスーラ（淀短距離S、高松宮記念3着）、エスティタート（シルクロードS2着）、アルメリアブルーム（愛知杯2着）などのオープン馬が誕生しています。産駒は父同様に早い時期から息の長い活躍をする馬が多く、道悪にも強い印象です。地方競馬ではドリームズラインが2017年の東海三冠を達成しています。

母系に関しては、伯父にオレハマッテルゼ（高松宮記念、京王杯SC）、フラアンジェリコ（京成杯AH）、伯母にエガオヲミセテ（阪神牝馬特別、マイラーズC、エリザベス女王杯3着）がいる他、いとこにウォータクティクス（アンタレスS）、ギャンブルルーム（札幌2歳S3着）がいます。母ルナレガーロは未勝利でしたが、他のきょうだいは半兄ムスコローソがJRA芝3勝（クロッカスS3着）、半姉ピンクブロッサムが岩手2勝、全兄スワーヴドンがJRA芝1勝、半弟ミッキーチャレンジがJRA芝2勝、半妹アルナージェインがJRA芝2勝と、6頭中5頭が勝ち上がっています。

2019年のセレクトセール出身（3780万円）の本馬は、ホッカイドウ・小野望厩舎から2022年4月20日の3歳上C4－3（門別1000m）でデビュー。1番人気を背負い、8頭立ての3～4番手に付けると、直線もしぶとく脚を伸ばし、勝ち馬から0秒8差の2着に入ります。その後も1番人気に支持される中で4、2、2着と好戦。同舞台を走り続けて6月23日のC4－3では、8頭立てで先手を取り、直線も脚いろは衰えることなく0秒2差で逃げ切り、待望の初勝利を手にします。

続く6月30日のクチナシ特別C3－2C4－1（門別1000m）では11頭立ての中団追走となりましたが、4コーナーで射程圏に入ると直線で1馬身半差抜け出して連勝。C2クラスで3戦3着を続け、9月8日のポーチュラカ特別C1－2C2－1（門別1700m）では、12頭立ての3番手から直線で力強く抜け出し、2馬身半差で3勝目を飾ります。昇級後は7、4着とし、兵庫・長倉功厩舎へ移籍。2023年6月22日のC1（園田1700m）の7着を経て、JRAへ転入します。

美浦・黒岩陽一厩舎で迎えた転入初戦は12月28日の中山3歳上1勝クラス（芝1800m）で、16頭立ての中団からしぶとく脚を使い、勝ち馬から1秒1差の7着。初戦でまずまずの走りを見せましたが、その後2戦は2桁着順となり、前走は3月17日の中山芝2000mで、13頭立ての後方から伸び切れず、0秒8差の12着に終わっています。

1勝クラスでは頭打ちの感があり、このタイミングでオークション出品となります。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※2021年3月18日（3歳時）に栗東トレセン診療所で右前第三中手骨骨折の螺子固定手術を実施（ボルト1本）、牧場での骨折発症で見舞金対象外。門別でキャリアをスタートし、中央復帰の条件が整いましたが、調整が遅れて園田で1戦を消化。中央復帰までには夏負けが尾を引き、休養が長引いた経緯がありました。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※吉澤ステーブルEAST（茨城県稲敷郡阿見町大形）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
4月6日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：山本 又一郎（インボイス登録あり）