ゴールドイーグル　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のシルバーステートはディープインパクト直仔で、現役時代は2度のレコード勝ちを含め5戦4勝。すべてノーステッキでの楽勝で4連勝を果たしており、無事ならGⅠを制覇していたに違いないと評されています。2018年から種牡馬入りし、初年度産駒のウォーターナビレラがファンタジーSに勝ち、翌春の桜花賞では2着惜敗。その後もエエヤン（ニュージーランドT）、セイウンハーデス（七夕賞）、リカンカブール（中山金杯）といったJRA重賞ウイナーが誕生しており、馬産地でも人気を集める種牡馬の1頭です。

いっぽう母系ですが、初仔である本馬の母グランデミノルはJRAと大井で各1勝。伯父のフミノメモリーは4勝馬で、叔母のウォーターエデンはJRAでオープン入りを果たしています。また昨春に準オープンを卒業し、現在オープンクラスで活躍中のアナゴサンは母の従姉妹の仔にあたります。遡ると4代母であるハーバースプリングズの仔にブリーダーズCジュベナイルの勝ち馬で種牡馬としては日米で供用されたボストンハーバーがいるほか、一族には米チャンピオンスプリンターのグルーヴィ、デルマ―ダービー馬メイヒードをはじめとする活躍馬がいます。

本馬は1歳時の北海道セプテンバーセールにて935万円で落札されています。
昨年7月9日の福島芝2000m新馬戦でデビューしました。後方3番手からレースを進め3コーナー手前からは仕掛けて徐々に前との差を詰めていきますが、直線では伸びずに11頭立ての8着でのゴール。勝ち馬からは1秒5差でした。
入線後に左前屈腱炎を発症。損傷率は10％であり、経過が良ければ半年ほどでの復帰が可能だったためJRAの常磐支所へ移動して休養に入りました。
本年2月中旬に帰厩し調教を進めてきましたが、今月に入っての調教で左前屈腱炎を再発（損傷率14.3％）し、事故見舞金18号を受給となったため、このタイミングでのオークション出品となりました。
デビュー前のウッドチップコースでの併せ馬調教で軽快な動きを見せていたように、素質は持っている馬です。お時間を要しますが、復帰後は地方のダートで本来持つ能力を発揮してくれると考えています。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※2024年4月に左前屈腱炎（損傷率14.3％）を発症。事故見舞金18号（JRAの施設内で発生した屈腱炎により9ヵ月以上出走できなくなった場合）の適用を受けています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※KSトレーニングセンター（茨城県牛久市奥原町）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
4月13日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：村田 哲朗（インボイス登録あり）