ダイボサツトウゲ　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のメジロダイボサツは父ディープインパクトと母メジロドーベルとのカップリングから誕生し、12冠ベビーとして話題となりました。競走生活では函館競馬場の芝2600ｍ戦で初勝利をあげましたが、2つ目の勝ち鞍をあげるとことはできませんでした。その後は超良血馬であることを買われ種牡馬入りしましたが、2021年限りで引退しています。数少ない産駒からストレートパンチが障害レースで勝利を収めています。また地方競馬ではオレノスゴワザが園田2勝、本馬の全兄であるジュタドールが園田で1勝をあげています。

いっぽう母系は、母のアンファミーユは未勝利。近親では前出の全兄ジュタドールのほかに叔父のアイティナリーが小倉ダート1000m戦で2勝、同じく叔父のオーホンブリックもJRAダート戦で1勝をあげています。2代母のコッパ―ステイトは米G1ラフィアンHとゴーフォーワンドHで2着。3代母のオレフォルからは米G1ロデオドライヴS馬のマース、米G2ラフィアンS勝ち馬ヴォールトが出ているほか、米G1エディリードHを制したモンザンテも同じファミリーです。

本馬は2024年1月13日の中山芝1600m新馬戦でデビュー。まずまずのスタートを切りましたが直後に若さを見せたため内ラチ沿い中団の追走となりました。もっともペースが上がったところで追走にいっぱいとなり直線は伸びを欠き15着に敗れています。その後は中1週で京都ダート1400m戦へ向かいましたが、後方からのレースとなり大きく離された16着敗退。タイムオーバーによる出走制限を課せられました。
立て直した後は、4月2日の地方交流の川崎ダート1500m戦へ出走しましたが、中団追走も向こう正面から徐々に後退し10着での入線でした。
そして芝中距離戦に条件を変えることで変わり身を期待した4月14日の中山芝2200戦では4コーナーでトモ周りの異変を感じたジョッキーの判断で競走中止となっています。なおレース後に右後肢ハ行の診断を受けましたが、美浦トレセンに戻り再度入念に馬体チェックを行った結果、問題はありませんでした。
ここまでの4戦、様々な条件を模索したもののレース内容に課題が多いこと、現状は緩さが残っており、馬体の立て直し期間とJRA未勝利戦終了までの残り期間を考慮して今回のオークション出品へと至りました。
本馬はデビュー前のウッドコースでの調教で好時計をマークするなど、能力は秘めていると思われます。環境を変えて競馬を使いながら心身ともに成長を促すことで、能力を発揮してくれるものと考えております。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※2024年4月14日の競走中に右後肢跛行を発症ため、4コーナーで競走を中止しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※松風馬事センター（茨城県稲敷郡美浦村受領）に在厩しており、預託料は8,250円/日（税込）です。
4月27日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：諸岡 慶（インボイス登録あり）