ナムラマーヤ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のアルアインはディープインパクトとブリーダーズCフィリー&メアスプリントの勝ち馬ドバイマジェスティとのアップリングから誕生しています。3歳時に皐月賞をレースレコードで制すと、古馬になってから大阪杯に優勝。2000年からスタッドインしており、現3歳が初年度産駒となります。これまでのJRAでの勝ち上がりは5頭ですが、コスモキュランダが弥生賞ディープインパクト記念で重賞初制覇を飾り皐月賞でも2着に入っています。初年度から4年連続となる100頭を超える繁殖牝馬を集めており、先々が楽しみな種牡馬といえます。

いっぽう母系を見ますと、母ナムラルンタはJRAで2戦0勝でしたが、本馬の半姉ナムラオリビアがJRAから兵庫県競馬に転じ5勝、同じく半姉のナムラキャッツも笠松で3勝をあげています。また母の半兄にはステイヤーズSの勝ち馬コスモヘレノスや、平地4勝、障害でも1勝を挙げたタイセイアプローズ、JRA4勝後に高知でも2勝のドレミファドンがいます。4代母ビューティフルメロディは米G1ビヴァリーヒルズHの勝ち馬で、5代母ビューティフルスピリットから広がるファミリーには、米G1ファンタジーSを勝ちケンタッキーオークス2着のジーンジョーンズ、米国とドイツでG1勝ちのシルヴァノなど世界各地の一流馬が名を連ねています。

本馬は2023年11月18日に東京芝1600ｍ新馬戦でデビュー。ややあおり気味のスタートとなり道中は中団グループの後方からの競馬となりました。直線ではインから末脚を伸ばそうとしますが、ゴールまで脚が続かず13着でのゴールでした。
放牧で成長を促しましたが、2戦目となった今年3月24日の中京芝2000戦では輸送も影響してか、前走から馬体重マイナス10キロと馬体を減らしてしまいました。レースは中団のインを追走しますが、力を要する重馬場であったことも響き14着に敗れています。
そして中3週で出走した4月20日の東京芝2000戦でも中団追走から伸びを欠いて16着敗退でした。
調教での動きには進境が窺えるものの、現状レースでの体力不足が否めません。未勝利戦終了までの短期間で大幅なパワーアップは難しいと判断し今回のオークション出品となります。
ダートは未知数ですが、血統的には適性を秘めているものと考えています。調教では前が詰まったりすると気の悪いところを見せることもあるように、心身ともに幼い現状です。いっぽうで今後の伸びしろを大きく残しているともいえ、変わってきそうな雰囲気はあります。

以上、記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,570円/日（税込）です。
4月27日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：奈村 睦弘（インボイス登録あり）