エイシンオッティモ　　牡３歳　　※地方競馬　在籍

父ディーマジェスティは未勝利勝ちの後、共同通信杯を勝利するとマカヒキ、サトノダイヤモンド、リオンディーズ、エアスピネルなどハイレベルメンバーの揃った皐月賞を大外18番枠から直線一気の追い込みで勝利。日本ダービーでは１番人気ながら３着となるも、秋初戦のセントライト記念を貫禄の勝利。その後菊花賞ではサトノダイヤモンドから０，５秒差の４着、ジャパンカップ１３着、日経賞６着、天皇賞春６着と精彩を欠き引退しますが、皐月賞で示した強烈な末脚は大きなインパクトを植え付け種牡馬入りします。
代表産駒にはアネモネSを勝利したクロスマジェスティ、芝ダート１２００ｍで３勝のシゲルファンノユメ、ダート１４００ｍで３着以下のない現３勝クラスのペプチドタイガー。そして今年の皐月賞馬ジャスティンミラノが制した共同通信杯で道中下がる不利がありながら４着と好走しすでに重賞級の能力を感じさせたディマイザキッドなど芝ダート問わず楽しみな産駒が揃っています。

母ミスティコンクエストは英、仏、香で１６戦２勝。半兄エイシンリヒトは新潟ダ１８００ｍを２着に７馬身差をつける圧勝で未勝利勝ち。叔父にデルマーダービー米Ｇ２２着のJairzihno。牝系一族にはＮＺＴ４歳Ｓ(Ｇ２)を制したシェイクハンド、ジュライカップ英G1を制しカルティエ賞最優秀スプリンター(２０２３年)に選出されたShaquilleなど牝系にはスピード豊かな活躍馬が揃います。

本馬はここまで１０戦１勝。２歳６月２９門別１１００ｍでデビューし先行２番手から直線粘りを欠き４着となります。その後５戦を消化し迎えた６戦目門別１５００ｍではスタートからハナに立ちそのまま１馬身半差をつけ初勝利を挙げます。昇級して２戦は本来の先行力を発揮できずに凡走しましたが、前走の門別１２００戦ではスタートから行き脚良くハナを切ると勝ち馬からは０，５秒差をつけられるも２着と好走しました。その後リフレッシュ休養で放牧し、レースに向けて調整をしておりましたが右前肢の破行から右前腕の腫れを認め現在はダグ２０００ｍキャンター１０００ｍをハロン２０秒程度の軽いメニューで経過を見ております。頓挫が重なり、休養期間が長引き仕上がりに時間を要し、この度頭数整理の為オークション出品の流れとなりました。馬体的にはまだまだ幼い体つきで完成途上というフォルムで、全体に緩さがありますがその現状でレベルの高い門別２歳戦で勝ち上がり、昇級後も２着していることから、高いポテンシャルを感じさせます。現状確認のうえノークレームノーリターンでの出品となります。ご検討の程宜しくお願い致します。

【本馬についての現状説明】
門別競馬に出走後、園田競馬に転厩予定で調整を進めてきました。4/2に右前肢の跛行し手根管症候群の疑いがありますが、跛行は数日で治り、現在はハロン２０秒程度のキャンターを行っています。腱鞘液が少し溜まっておりますが、患部の水冷で現在のところ調教を継続できております。２歳時に発症した骨瘤とソエの名残が見られますが、すでに固まっております。冬の間は発熱や皮膚炎を発症し調教を休む期間があり、スピード調教まで乗り込みができず、出走までには乗り込みが必要な状態です。気性は素直で扱いやすい馬ですが、体質は弱いところもあると思います。（エイシンステーブル・横田場長）


※2023年5月17日の競走にて出走取消となっています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※エイシンステーブル（岡山県真庭市余野上）に在厩しており、預託料は7,150円/日（税込）です。
4月27日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：平井 克彦（インボイス登録あり）