リヴァイタライズ　　セン５歳　　※地方競馬　在籍

父：パドトロワ　母：ミスアイーカメ　母の父：アグネスタキオン通算成績：9戦3勝［3-2-0-4］　　　　最終出走馬体重：511kg 中央獲得賞金：0.0万円　　　地方獲得賞金：519.0万円

父パドトロワは2歳時からコンスタントに勝ち星を積み重ね、4歳時のスプリンターズSで9番人気の低評価を覆して2着に好走。5歳時にはアイビスサマーダッシュ、キーンランドCと重賞を連勝し、サマースプリントシリーズの王者に。6歳時には函館スプリントSに優勝しています。産駒のデビューは2018年。ジゴロが函館の芝1200mで新馬勝ちしたのが産駒のJRA初勝利で、その後も産駒は芝・ダートを問わずに短距離での勝ち上がりが目立っています。地方では初年度産駒のエムティアンが門別でデビュー連勝を果たし、函館2歳Sに挑戦して4着、地元の交流重賞エーデルワイス賞では3着に好走。その後はJRAに移籍し、芝1200mで2勝を挙げています。また、ダンシングプリンスは船橋から中央に復帰し、カペラS、リヤドダートスプリント、JBCスプリントなどに優勝。自身の武器でもあった優れたスピードとパワーを、そのまま産駒に伝える種牡馬と言えそうです。一方、母系は名種牡馬Miswaki（仏G1サラマンドル賞）を世に送ったHopespringseternalを5代母に持ち、祖母のミスワキジャパンは中央で3勝を挙げた準OP馬。おじにマイネルイェーガー（黄梅賞、スプリングS3着）やシルクドラグーン（ゴールデンサドルT、ラベンダー賞2着）、おばにミルクトーレル（セレブレイション賞、フローラS4着）、いとこに中央OP馬ピュアジャッジ（市川S）や園田重賞・園田プリンセスC2着シンキングタイムなど活力に富んでおり、半兄アポログランツ（中央1勝）、キタノカミカゼ（門別・大井・園田で計11勝）をはじめとして、出品本馬を含む兄姉7頭すべてが勝ち上がっている点も見逃せません。 2022年3月24日にJRAで競走馬登録。同年4月7日に抹消しました。その後、船橋競馬の山田信大厩舎に入厩し、同年7月22日の船橋・3歳五（ダ1200m）でデビューしました。デビューは遅くなってしまいましたが、能試で軽快なフットワークを見せるなど、前評判が非常に高く、現にそのデビュー戦では経験馬相手ながら単勝1.1倍という断然の1番人気でした。レースではスタートこそタイミングが合わず、3馬身以上も遅れてしまいましたが、すぐにダッシュを利かせて先行集団につけると、ここではスピードの絶対値が違うといわんばかりに、3～4コーナーでは手綱を抑えながらも自然と先頭へ。直線に入っても全く危なげない走りで後続を突き放し、見事にデビュー勝ちを飾りました。さらに続く8月18日の船橋・3歳四（ダ1200m）では8馬身差、9月28日の船橋・3歳二三（ダ1200m）でも7馬身差の圧勝で、無傷の3連勝をマーク。能力の高さは誰の目にも明らかでした。ところが、その3戦目で、ゲート起立の為、発走再審査の制裁を受けてしまい、さらにレース後、左前橈骨遠位端骨折が判明。長期休養を余儀なくされました。なお、10月18日にクリーニング手術を実施し、無事に完了しています。そして昨年6月19日の船橋・馬い！卵はサンサンエッグ津田沼店（ダ1200m）で復帰。長期休養明けだったことに加え、C1に格付けされて最初のレースだったこともあり、連勝記録こそストップしてしまいましたが、JRAで新馬勝ちの実績を持つ1番人気のハイオプターレの2着。決して悲観するような内容ではありませんでした。続く7月25日の船橋・C2（ダ1200m）では1着馬の決め手に屈して2着でしたが、3着馬を5馬身も離しており、やはり悪い内容ではなかったと思います。ただ、昨年はご存じのように記録的な猛暑続きで、調整に苦労した馬が少なくなかった中、本馬も夏負けの兆候が見られるようになり、8月6日の船橋・地方競馬教養センターで騎手を目指そう！（ダ1200m）が11着。レース間隔を空けて、9月25日の船橋・C1七八（ダ1200m）に出走したものの9着でした。そして、夏負けの症状がひどかったことから続戦を断念し、一旦リフレッシュ放牧に出しました。今年3月に復帰を果たし、計2戦を消化しましたが、以前のような能力を発揮できず、4、11着。所有馬入替整理の都合があり、今回出品することにしました。ちょっと歯車に狂いが生じている現状ですが、南関東でデビュー3連勝、それもいずれも圧勝で飾った大器です。環境が変わって、心身共にリセットできれば、再び快進撃を見せてくれることも十分あるはずです。なお、過去の病歴など、記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。【本馬についての現状説明】治療を行う際にうるさいところを見せますので、くれぐれもご注意ください。（船橋競馬・山田信大調教師） ※2022年9月28日（3歳時）の競走で、ゲート起立による再審査の制裁を受けています。また同競走で左前橈骨遠位端骨折を発症。10月18日にクリーニング手術を実施しています。 ※2021年4月13日（2歳時）に去勢手術を実施しています。 ※南関東4競馬場への転入が可能です。 ※ブルーステーブル（茨城県牛久市奥原町・高橋トレセン内）に在厩しており、預託料は6,600円/日（税込）です。 4月27日（土）より落札者様の預託料負担となります。販売申込者：(株) マフィン（インボイス登録あり）