エイシンムジカの21　　牝３歳　　※未登録の3歳

父エイシンヒカリは１５戦１０勝。主な勝ち鞍は香港カップ、イスパーン賞、毎日王冠、エプカップ。未勝利デビュー戦からアイルランドトロフィーまで破竹の５連勝。翌年にエプソムカップ、毎日王冠と重賞を連勝し２番人気で挑んだ天皇賞秋では９着に敗れるも、次走の香港カップではレースレコードの逃げ切りで初G1制覇。翌年は欧州遠征を敢行しイスパーン賞では１０馬身差の圧勝で世界に衝撃を与えました。
種牡馬となってからは初年度産駒からエイシンヒテン(ローズＳ２着、秋華賞４着)がクラシック路線を沸かせ、２世代目にはエイシンスポッター(鞍馬Ｓ、オーシャンＳ３着)とスプリント戦で中央５勝と活躍しております。ダート適性も高くエイシンケプラー、エイシンシュトルムが南部駒賞を２世代続けて勝利するなど芝ダート問わない成績を残しています。

母エイシンムジカは１７戦２勝。中央ダート１８００ｍで２勝の実績。本馬は初仔にあたり、祖母マーゼリンはで海外４勝しサンタマリアＨ米国Ｇ１２着、サンゴルゴニオＨ米Ｇ２２着と活躍。叔父エイシンスポッター(鞍馬Ｓ、オーシャンＳ)とは4/3同血にあたります。コスモインザハートは新馬戦を快勝し、札幌2歳Sで5着し中央で2勝を上げました。近親Steller MassはバリーローンＳ(愛G3)を制し、愛ダービーで3着するなど一本筋の通った牝系となります。

本馬は未出走。ここまで中央デビューに向け調教を重ねてきましたが、昨年8月に右前肢内蹄踵痛で歩様が乱れ、立て直しを計り今年の1月にはハロン15－15まで進めることができましたが、調教負荷を上げるとスクミの症状を出し、背腰に疲れも見え始め思うように調教段階を上げるレベルまで行く事が出来ない現状です。現在はハロン18秒程度のメニューで調整をしておりますが歩様に慢性的な硬さは見られますが、継続して乗り込みは出来ている状態です。時期的にも中央デビューは厳しいと判断し頭数整理の為この度オークション出品の流れとなりました。現状渡し、ノークレームノーリターンでの出品となります。ご検討の程宜しくお願い致します。

なお、本馬の現在の競走馬名は「エイシンノブレス」ですが、JRAおよびNARへの競走馬（馬）登録をしていないため、馬名変更が可能です。

【本馬についての現状説明】
ハロン２０秒のキャンター調教を行っています。1月に15-15調教を4本行いましたが、スクミの症状があり、様子を見ながら調教を進めている段階です。ゲートは駐立まで練習しています。後肢の緩さはありますが、肢元や体調に問題はありません。とても大人しく扱いやすい馬だと思います。（エイシンステーブル場長　横田征彦）


※本馬の測尺は体高162cm、馬体重は498kg（5月8日現在）です。

※エイシンステーブル（岡山県真庭市余野上）に在厩しており、預託料は7,150円/日（税込）です。
5月11日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：平井 克彦（インボイス登録あり）