オメガレジェンド　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のマインドユアビスケッツは3歳時に米G1マリブSを制すると、古馬になってドバイゴールデンシャヒーンを連覇するなどスプリント路線で重賞通算6勝。引退後は日本で種牡馬入りし、2022年にデビューした初年度産駒からダート3連勝で全日本2歳優駿を勝ち、ＵAEダービーに優勝したデルマソトガケを輩出。同馬はさらにブリーダーズCクラシックで2着に入るなど国内外で大活躍しています。産駒は父同様ダートを主戦場としていますが、スプリングS2着のホウオウビスケットやアーリントンC3着のショウモンなど芝でも好走する馬が出てきています。

いっぽう母系を見ますと、母のファンシーリシェスはJRAのダート戦で3勝。半姉オメガオリーブは2勝クラス在籍中です。2代母ワイキューブは北九州記念の3着馬で、叔父のオメガレインボーはダートのオープン特別を2勝しエルムSでも2着に入っています。また朝日杯FS優勝馬のセイウンワンダーは2代母の従兄弟にあたります。また一族には北九州記念勝ち馬メリッサとその産駒で重賞2勝のカツジ、小倉記念勝ち馬のマルブツサンキストなどがおり、遡ると在来牝系の祖として知られるフローリスカツプに辿りつくファミリーの出です。

本馬は2024年1月20日の中山ダート1800m新馬戦でデビュー。好ダッシュから果敢に逃げたものの直線は脚が続かず3秒6差の10着でゴールしました。リフレッシュ放牧を挟んだあと4月14日の中山ダート1200ｍ戦に出走。先行策から抜け出しを図りましたが勝ち馬から0秒9秒差の7着と距離短縮で変わり身を見せました。
その後は中2週で5月4日の東京ダート1300ｍ戦へ向かいますが、逃げ争いに参加したものの先手を取り切れず、直線伸びを欠いて2秒5秒差の13着に敗れています。
ここまで3戦を振り返ると、先行争いには加われているものの直線での踏ん張りを欠く競馬が続いています。そこでJRAのレースで続戦するよりも、地方競馬で再出発を図ったほうがこの馬にとっていいのではないかとの結論に至り今回のオークション出品の運びとなりました。
短距離戦で先行できる天性のスピードはアドバンテージであり、地方のダートでの前進が期待されます。

以上、記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,350円/日（税込）です。
5月11日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：原 禮子