ウラヤ(GB)　　牡５歳　　※中央競馬　登録抹消

ウラヤ (GB) をご紹介いたします。

父New Approachは現役時代に英ダービー、英チャンピオンS、デューハーストSなどG1競走を5勝し、2009年に種牡馬入りを果たしました。これまでに2018年の英ダービー馬Masar、2013年の英2000ギニー勝ち馬Dawn Approachなどのクラシック勝ち馬を含む30頭以上もの重賞勝ち馬を送り出し、日本においてもダーリントンホールが2018年の共同通信杯 (G3) を制し、日本ダービーへの出走を果たしました。

母ワディは大和S (オープン) などJRA競走において6勝を上げた実績の持ち主です。また、本馬のおじにはJRA競走5勝のオープン馬デザートオアシス、芝1200m戦で3勝を上げたフィリラなどが名を連ねており、本馬は活躍馬が多数輩出するファミリー出身となっております。

　本馬は2021年7月24日、新潟・芝1600ｍ戦の２歳新馬戦でデビューしました。中団から上がりタイム33秒８の脚を使って７着。４馬身差で圧勝した勝ち馬には離されたものの２着馬からは０秒４差というまずまずの内容でした。２戦目 (2022年１月９日) の中京・芝1600ｍ戦では中団追走から４コーナーで先行集団に取りつく積極的な競馬を試みましたが、直線は失速して９着でフィニッシュしました。

その後、ダートに矛先を向け、3戦目 (同年１月30日) は中京・ダート1400ｍ戦に出走。好位を追走すると、直線は上がりタイム最速となる38秒４の脚で２着馬に２馬身半差をつける完勝でダート適性を見せました。続く４戦目 (同年2月19日) の３歳１勝クラス、東京・ダート1400ｍ戦ではゲートで若干遅れたために後方11番手からの競馬となりましたが、直線では馬群のインから大外に持ち出されながらも上がりタイム最速36秒４の脚でラスト１ハロンから先行勢をまとめて差し切り、最終的には２馬身半差の快勝で未勝利戦に続く連勝を飾りました。

昇級後も後方から光る末脚で堅実な競馬を続け、８戦目 (2023年２月18日) の２勝クラス、阪神・ダート1400ｍ戦では後方から上がりタイム最速37秒４の末脚で２着と好走。すると10戦目の同年4月２日、同じく阪神・ダート1400ｍ戦では中団追走から外を回って上がりタイム２位となる37秒４の脚で突き抜け、３馬身半差の圧勝。昇級5戦目で２勝クラスを卒業しました。

3勝クラスに昇級後は、同年12月17日の御影ステークス (阪神・ダート1400ｍ) において上がりタイム最速の37秒0の脚で１秒３差の４着と掲示板を確保。3馬身半差で勝ったエンペラーワケアは今年1月の根岸ステークス (G3) を制覇した強豪で、３、６着馬も現オープン馬という好メンバーの中で健闘しました。2024年１月21日の豊前ステークス (小倉・ダート1700ｍ) は距離延長となりましたが、直線では上がりタイム最速の36秒５の脚で鋭く伸びて０秒８差の５着。後にオープン入りした６着馬には先着を果たすなど、クラス上位の実力を披露しました。

現級でも好走を続けていた本馬でしたが、その後オープン入りを果たすことは出来ず、新たな活躍の場を求めての上場となりました。確実に伸びる差し脚で後のオープン馬と好勝負を演じたこともありますので、新天地での更なる活躍を願うばかりです。

また、本馬の現状は以下の通りです。

　・全身に皮膚病が認められます。
　・飼い葉桶に対してさく癖の様な症状を示すことがあります。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,230円/日（税込）です。
5月11日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)（インボイス登録あり）