ドゥラチェレステ　　牡４歳　　※地方競馬　在籍

父ドゥラメンテはキングカメハメハ直仔で、2015年に皐月賞、日本ダービーの二冠を制しました。2017年からスタッドインし、初年度産駒からGⅠ3勝のタイトルホルダーを輩出。その後も牝馬二冠のスターズオンアース、ホープフルS勝ちのドゥラエレーデ、三冠牝馬リバティアイランド、NHKマイルCを制したシャンパンカラー、菊花賞馬ドゥレッツァなど送り出しました。またヴァレーデラルナ、アイコンテーラーとダート交流GⅠ馬誕生しており、早逝が悔やまれる万能種牡馬として残された産駒は貴重な存在となります。

いっぽう母系ですが、母メルジェリーナは未勝利。2代母ルミナスハーバーは阪神JF3着などJRAで4勝。伯母のアットザシーサイドはフィリーズレビューで2着、桜花賞では3着に入り、従姉妹のセシリエプラージュは今年のフィリーズレビュー3着馬です。3代母タックスヘイブンからはダート重賞3勝のヒシアトラスをはじめ、アクロスザヘイブン、グレナディーン、ピンハイといった重賞好走馬が出ており、今なお活力豊かなファミリーです。

本馬は北海道サマーセールにて550万円で取引されました。
2023年9月3日の新潟芝2200m未勝利戦でデビュー。後方からのレース運びとなり、その後も伸びを欠き6秒8離された最下位で入線。タイムオーバーによる出走制限を課されています。
JRAの3歳未勝利戦が終了に伴い笠松の後藤佑耶厩舎に移籍。移籍初戦となった今年3月4日の1400ｍ戦では4番手から運んだものの直線伸びを欠き6秒2離された5着。中3週の同距離戦では2着に入るも、勝ち馬とは2秒1差でした。
そして4月29日のダート800mではスタートダッシュがつかず前を追う形で進めたものの伸びを欠き、1秒8差の7着に敗れています。
JRAへの再転入を目指してレースを使ってきましたが、両後肢のトモズレの回復に時間が掛かっていることや、これまでのレース内容など踏まえて関係者で協議した結果、ファンドを解散し今回のオークションに出品する運びとなりました。
トモの踏ん張りが効かないためか、スタート時にアオって出てしまうことがあります。この点はトモに力を付ければ改善されていくもとだと考えています。
なおトモズレはこれまで左後肢で見られていましたが、騎乗した騎手によると前走時は右後肢のほうが気になるとのことでした。左後肢をかばって右後肢に負担がかかっていた可能性もあり、少し休養が必要なのかもしれません。

以上、記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
まだトモに力が付いていない現状で力が出せていないですね。長い目で成長に期待したいです。（笠松競馬・後藤佑耶調教師）


※2023年9月3日の競走において、枠内駐立不良（立上る）となっています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※笠松競馬場・後藤佑耶厩舎（岐阜県羽島郡笠松町若葉町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
5月11日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) ノルマンディーサラブレッドR（インボイス登録あり）