ファイナルマズル　　牡８歳　　※地方競馬　在籍

父のホワイトマズルはダンシングブレーヴ直仔で、初勝利から4連勝でイタリアダービーを制覇。その後はキングジョージ六世＆クイーンエリザベスSと凱旋門賞で2着となるなど欧州のトップホースの一頭として活躍しました。引退後は日本で種牡馬入りし、オークス馬スマイルトゥモロー、春の天皇賞馬イングランディーレ、菊花賞馬アサクサキングス、ジャパンCダート馬ニホンポロアワーズ、シンガポール航空国際C勝ちのシャドウゲイトなどを送り出しました。2016年で種牡馬を引退し残された現役産駒は少なく、現在は母の父としても存在感を示しています。

いっぽう母系を見ますと、母リスティアエーデルはラジオたんぱ賞3着馬。本馬の半弟ウインドアベニューは園田のJRA交流競走で1勝、半兄ウインドエーデルは金沢で5勝をあげています。また3代母オオミーアキノからはクイーンC勝ち馬フューチャサンデー、交流重賞のレディースプレリュードに勝利したプリティーチャンスのほか、クイーンC2着のグレイスナッキー、フラワーC3着馬サンキューアスク、さらに中山グランドジャンプ3着のタカラボス出ており、4代母のオオミシャダイは北九州記念の勝ち馬です。

本馬は2018年11月4日の福島ダート1700m新馬戦でデビューし5着。レース経験を積みながら迎えた7戦目の東京ダート1400m戦で、先行策から抜け出して2着に0秒4秒差をつけて初勝利をあげています。
1勝クラスでも掲示板に載りながら堅実に走り、2021年1月16日の小倉ダート1700ｍ戦で待望の2勝目をあげます。その後はやや頭打ちの状態に陥り、障害戦を使われるなどしましたが2022年11月をもってJRAでの続戦を断念し、南関東・船橋競馬へ移籍しました。
移籍初戦となった昨年1月の鯛ノ浦特別（1600m）で勝利をあげると、その後もB1、B2クラスの特別戦で活躍。8歳となった今年は3月のアンタレス特別（2000m）で3着に入るなどしまましたが、4月29日のアイオライト2200（2200m）では８着に敗れています。
前走後に関係者で協議したところ、このタイミングでファンドを解散し今回のオークションに出品する運びとなりました。
前走はやや距離が長く直線伸びを欠き着順を落としたものの、3着に入った3走前の内容からも馬体、能力とも老け込んでいません。本馬の適距離と見込んでいる1800ｍから2000ｍ前後のレースであれば、今後も充分に能力を発揮できることが期待されます。またJRA所属時代に平地で37戦、障害で7戦、そして船橋移籍後14戦と、大きなケガもなくコンスタントに走り抜いてきたタフさは何よりも魅力です。

以上、記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
条件が合えば、まだまだやれる力は持っています。（船橋競馬・川島正一調教師）


※2022年11月6日の競走中に心房細動を発症したため、5号障害（ハードル）手前で競走を中止しています。

※2022年3月19日の競走中に左前肢跛行を発症したため、2周目4号障害（いけ垣）手前で競走を中止しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,350円/日（税込）です。
5月11日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) ノルマンディーサラブレッドR（インボイス登録あり）