エイシンバーナード　A Shin Gene　　牡　６歳　　※地方競馬　在籍

母マーゼリンはサンタマリアH（米G1）2着、サンゴルゴニオH（米G2）2着の実績馬で、近親にはLeporello（セレクトS、ウインターヒルS）、Devious Boy（オークトリーダービー）、Supreme Sound（ホーソンゴールドC、ユナイテッドネイションズH2着）、Stotsfold（ブリガディアジェラルドS、セレクトS、ラクープS、ウインターヒルS）など、欧米の重賞勝ち馬がズラリ。また、半妹のエイシンマーゼリン、エイシンディクティは共にサラブレッドオークションの取引馬で、両馬とも新天地で現役として活躍中です。
父Cape Crossといえば、怒涛の連勝で英ダービーや凱旋門賞などG1を6勝したSea The Starsをはじめ、英愛オークス、香港ヴァーズなどG1を7勝したOuija Board、日本で種牡馬として活躍中のベーカバドなど良質な産駒を多数送り出しており、名種牡馬としての地位を確固たるものにしています。
本馬は2014年6月の阪神競馬・3歳未勝利戦でデビュー。その後、2戦を消化した後に骨折を発症し、1年2ヵ月の休養を経て園田競馬へ移籍しました。ただ、移籍初戦の競走中に右前蹄骨の骨折を発症。再度の長期休養を余儀なくされます。それでも休み明け2戦目で初勝利を挙げると、返す刀で次走も勝利して連勝。その後もコンスタントにレースを使っており、今のところ骨折の影響は全く感じられません。園田のC1クラスでも好勝負を演じていることから、相手関係が楽になればもっとやれるはず。移籍先での活躍が期待できるのではないでしょうか。
なお、その他に気になる疾病や悪癖は特にございませんが、記載事項に関するキャンセルには応じられません。現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
移籍初戦のレース中に右前蹄骨を骨折して、1年半ほど休養しました。復帰後は右前の蹄にブリッジ（鉄橋蹄鉄）を履かせたり、クッション（衝撃の緩和を目的とした緩衝用蹄パッド）を使ったりと色々手を尽くしています。ただ、ここまで順調にレースを使うことができていますし、右前をかばって走るようなことも一切なく、今のところ骨折による影響は微塵も感じられません。蹄骨は最も体重の掛かる部分にある骨ですから、逆にこちらの方が用心し過ぎてしまい、レース後に「もう少し（調教を）攻めておけば良かった」と後悔することも。生命力が強い馬なんだと思います。園田のC1クラスでも通用しているだけに、移籍先で相手関係が楽になればもっとやれるはずです。（園田競馬西脇・橋本忠明調教師）


※2014年9月18日（3歳時）の調教中に両前膝骨折（特に右前橈側手根骨の骨折が重度）を発症。事故見舞金10号（調教中又は輸送中の事故により事故発生の日から6ヵ月以上中央競馬の競走に出走できなくなった場合）を受給しています。なお、同年9月24日に骨片摘出手術を実施しました。

※2015年10月9日（4歳時）の競走中に右前脚蹄骨骨折を発症。手術はおこなっておらず、自然治癒により回復しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※大浦競走馬トレーニングセンター（兵庫県明石市大久保町大窪）に在厩しており、預託料は3100円/日（税抜）です。
11月18日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：平井　克彦