エスカルチャ　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

エスカルチャ (JPN) をご紹介いたします。

父ファインニードルは現役時代、ロードカナロア以来となるスプリントG1完全制覇を達成し、2018年のJRA賞最優秀短距離馬に選出されました。2022年に産駒がデビューを迎えると、クルゼイロドスルがジュニアC (L)、ウメムスビがカンナS (OP) に勝利。更に昨年はカルチャーデイがファンタジーS (G3) を制し、見事JRA重賞初制覇を達成。また、JRA所属勝ち馬の半数近くはダート戦で勝ち上がっており、芝・ダートを問わない産駒の活躍から、ますます注目を浴びています。

本馬のきょうだいにはメイS (オープン) の勝ち馬で中日新聞杯 (G3) ３着の実績馬アイスストーム、JRA競走２勝のアイスコールド、いとこにはフローラS (G2) 勝ち馬のミッドサマーフェア、秋華賞 (G1) 3着のソフトフルート、そしてターコイズS (G3) を制しヴィクトリアマイル (G1) 2着入着のフィアスプライドがおり、3代母ストームソング (USA) はフリゼットS (G1)、BCジュヴェナイルフィリーズ (G1) を制した名牝。本馬は代々活躍馬が輩出する、筋の通ったファミリー出身となっております。

本馬は2023年６月10日、阪神・芝1600mの新馬戦でデビューを迎えました。スタートで大きく出遅れますが、すぐに馬群に取り付いて8番手あたりを確保。大外を回って先頭を追いますが、最後は脚色が同じになってしまい、2.2秒差の８着でゴールしました。その後、勝ち馬のヒヒーンは忘れな草賞 (リステッド) ３着、2着ナムラエイハブは1勝クラスで2着、4着馬エートラックスは兵庫チャンピオンシップ (Jpn2) を優勝。本馬が負かした2頭もJRA競走において勝ち上がりを決めている強豪相手に、大きな出遅れがありながらも善戦しました。

続いて同年10月21日の京都・芝1800m戦に出走。今回はスタートを決めると、最後方からの競馬を選択。直線では末脚を伸ばして1.1秒差の5着でゴールし、初の掲示板を確保しました。勝ち馬インザモーメントはアザレア賞 (1勝クラス) の勝ち馬、そして1.1秒差に負かした相手もその後JRA競走において勝ち上がるなど、ここでもハイレベルなメンバー相手のレースで好走しました。

クラス上位の走りを披露していた本馬でしたが、これまでに計9戦を消化したものの勝ち上がりを決めることは叶わず、このタイミングで新たな活躍の場を求めての上場となりました。2024年3月10日、阪神・芝2000m戦ではポンと好スタートを決めると馬群のイン4番手からレースを進め、直線では進路が狭くなり追い出しを待たされる場面がありましたが、前が開けてからはしっかりと末脚を伸ばして勝ち馬と0.4秒差の5着に入着しており、改めて上位の力量は示しておりました。新天地で更なる鍛錬を積み、活躍してほしいと願っております。

また、本馬の現状は以下の通りです。

・全身に皮膚病が認められます。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※2023年6月10日の競走（2歳新馬）にて発進不良（出遅れ）となっています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,230円/日（税込）です。
5月18日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)（インボイス登録あり）