ジェリーコアコアラ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

ジェリーコアコアラ (JPN) をご紹介いたします。

父ダイワメジャーは現役時、皐月賞、安田記念、マイルCS (連覇)、天皇賞・秋と数々のG1レースを優勝。種牡馬としても優れた成績を残しており、NHKマイルC、香港マイルなどG1競走3勝のアドマイヤマーズ、マイルCSを制したセリフォスや、昨年の阪神JF (G1) を制したアスコリピチェーノ、地方競馬においても全日本2歳優駿 (Jpn1) の勝ち馬ノーヴァレンダなど、幅広いフィールドで産駒が活躍しています。

母フラガリアはJRA競走2勝。本馬のおばにはJRA競走3勝のメンデンホール、フローラS (G2) 勝ち馬のミッドサマーフェア、秋華賞 (G1) 3着のソフトフルート、そしてターコイズS (G3) を制しヴィクトリアマイル (G1) 2着入着を果たしたフィアスプライドがおり、3代母ストームソング (USA) はフリゼットS (G1)、BCジュヴェナイルフィリーズ (G1) を制した名牝。本馬は代々活躍馬が輩出する、筋の通ったファミリー出身となっております。

本馬は2023年11月11日、京都・芝1600mで行われた新馬戦においてデビューを迎えました。若干スタートで遅れ、馬群後方9番手からのレースとなりました。大外を回って直線に入り、上がりタイム5位の末脚で前を追いますが、前半のロスが響き勝ち馬と1.3秒差の7着でゴールしました。

2戦目は2024年3月30日の阪神・芝1400m戦に出走。今回はスタートを決めては8番手あたりを追走しましたが、3コーナーで他馬の斜行の影響を受けた為に大外に押し出され、9番手とポジションを落とした状態で直線を迎えてしまい、その後も伸びを欠いて12着でゴール。勝ち馬ガロンヌは後に連勝で橘S (リステッド) を制した強豪。1.8秒と差を付けられましたが、不利もあったために不完全燃焼のレースとなりました。

しかし3戦目の同年5月12日、京都・芝1200m戦では、後方からじっくりと構える競馬を選択。直線を迎えて外に持ち出されると末脚を伸ばして0.8秒差の8着でゴール。着差を大幅に縮め、3着馬とは僅か0.2秒差と上位勢に迫るレースを披露しました。

今後の更なる上昇が期待されていた本馬でしたが、このタイミングで新たな活躍の場を求めての上場となりました。前走のスプリント戦で着実に進境を見せていた本馬ですので、新天地で更なる鍛錬を積み、活躍してほしいと願っております。また、上述の通りの血統背景の持ち主ですので、引退後には繁殖牝馬としても魅力的な1頭ではないでしょうか。

なお、本馬の現状は以下の通りです。

・四肢に皮膚病が認められます。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※ダーレー岡山トレーニング（岡山県真庭市余野上・EISHIN STABLE内）に在厩しており、預託料は12,100円/日（税込）です。
5月25日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株) （インボイス登録あり）