トキメキタロー　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父サトノクラウンは新馬、東京スポーツ杯2歳S、弥生賞とデビュー3連勝を決め、クラシックの主役とみられましたが、皐月賞6着、日本ダービー3着と同厩舎のドゥラメンテに敗れ、秋は天皇賞で古馬に挑むも17着。無冠で3歳シーズンを終えました。それでも、4歳初戦の京都記念を勝つと、暮れには香港ヴァーズでG1初制覇。5歳時には宝塚記念を勝ち、天皇賞・秋でキタサンブラックの2着に好走しています。6歳いっぱいで引退して種牡馬入りし、産駒は2022年にデビュー。6月の新馬戦開幕週となる東京芝1400mでクラックオブドーンが産駒のJRA初勝利を飾ると、その後も続々と勝ち上がりを見せます。タスティエーラは弥生賞ディープインパクト記念で産駒のJRA重賞初制覇を弾みに皐月賞で2着に好走し、日本ダービーを制覇。秋は菊花賞で2着に入り、3冠ロードをリードした走りから2023年度のJRA賞最優秀3歳牡馬に輝きました。他にもトーセンローリエ（アネモネS）、ウヴァロヴァイト（スイートピーS）といった活躍馬が出ています。地方競馬でも重賞好走馬が出ており、今後の活躍が期待される種牡馬です。

母系に関しては、祖母コマーサントが米G1EPテイラーSなど重賞2勝、米G1フラワーボールS2着の実績馬で、叔父にベストディール（京成杯）がいます。母ウィッシュは未勝利でしたが、デビューした兄姉は半姉ラストマイアが金沢2勝、エンドーツダがJRAダート2勝、半兄ワイドスナイパーが名古屋1勝と、5頭中3頭が勝ち上がっています。

2022年の北海道サマーセール出身（341万円）の本馬は、2023年10月21日の東京芝1400mでデビュー。スタート後の二の脚がつかず12頭立ての後方4番手追走となると、直線も伸び切れず、勝ち馬から1秒2差の9着（1頭競走中止）に敗れてしまいます。以降はコンスタントに使う中で距離を延ばしたり、ダートを試みたりしましたが、なかなか位置を取りにいく競馬ができず、9戦して7着1回が最高。前走は先週5月18日の東京芝2000mで、18頭立ての後方1～2番手から伸びを欠き、2秒1差の12着に終わっています。

馬体重430㎏のデビューから増減しながら前走で424㎏と、現状はまだ成長途上の感があります。体を増やし、体力がついてくれば変わりそうです。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,570円/日（税込）です。
5月25日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：片岡 正雄