シャガールブルー　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のエピファネイアはシンボリクリスエスと日米オークス馬シーザリオのカップリングから誕生し、菊花賞とジャパンＣに優勝。2016年からスタッドインすると、初年度産駒のデアリングタクトが史上初となる無敗での牝馬三冠を達成。その後も皐月賞、天皇賞（秋）、有馬記念とGⅠを年間3勝したエフフォーリア、阪神JF馬サークルオブライフなどの活躍馬を輩出しました。今春はステレンボッシュが桜花賞、テンハッピーローズがヴィクトリアマイル、そしてダノンデサイルがダービーを制して産駒がGⅠを3勝。これまでに15頭の重賞ウイナーを送り出している人気種牡馬です。

いっぽう母系ですが、母のレッドヴィラーゴはJRA未勝利。半姉スズノナデシコがJRAで3勝、半兄ベルレフォーンは園田重賞の菊水賞に勝利しています。2代母のシーズアンは英Ｇ1チヴァリーパークＳの勝ち馬で、伯父のビーオブザバンは4勝馬。従姉妹にニュージーランドT2着のシーズンズギフト、従兄弟にはデイリー杯2歳ＳとアーリントンＣで3着に入ったショーモンがいます。また英ジョッキークラブSなど重賞3勝のユニヴァーサルは母の従兄弟にあたります。遡ると4代母カフェオレから仏G2ドラール賞など重賞を3勝し、G1英チャンピオンS2着のインセイシャブルなどの活躍馬が出ています。

本馬は2024年5月26日の京都芝2000ｍ戦で既走馬相手にデビューしました。
14頭立ての14番枠からスタートで、ゲートはまずまずも後方からの競馬となりました。3コーナー過ぎから徐々に仕掛けていきますが前との差は詰まらず、勝ち馬から2秒1差の12着でのゴールでした。
レース後に協議した結果、レースを使いつつ良くなるタイプと思われるものの、ＪＲＡで未勝利戦が組まれるあと3か月ほどで勝ち上がるのは厳しいとの結論から地方でリスタートをするべく今回のオークション出品となりました。
環境を変えて、地方のダートでの変わり身に期待したいところです。

なお、現在以下の状態が見受けられます。
・右前球節周りモヤっと　痛みなし
・全身皮膚病

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,230円/日（税込）です。
6月1日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：野田 善己（インボイス登録あり）