フッカツノコロアイ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のヘニーヒューズはストームキャット系のヘネシー産駒で、米G1キングスビショップＳとヴォスバーグＳに優勝。2007年から種牡馬入りし、代表産駒であるビホルダーはブリーダーズCジュヴェナイルフィリーズ、ブリーダーズCディスタフ、ゼニヤッタSなどG1を11勝。本邦では朝日杯FS馬アジアエクスプレス、フェブラリーSに勝ったモーニンなどが米国産馬として活躍しました。2014年からは日本での供用が開始されワイドファラオがかしわ記念に優勝したほか、今春の羽田盃ではアマンテビアンコが勝利しています。2020年から4年連続でJRAダート種牡馬1位、2021年と2022年にはダート総合リーディングサイアーを獲得しています。

いっぽうの母系ですが、母のナンヨーユナは京都マイル新馬戦勝ち。半兄のフェミナフォルテはJRA2勝クラス在籍中です。伯父のパンジャが3勝をあげるなど、母のきょうだいは4頭がJRAで勝利。また伯母キャッチアシーフが兵庫で8勝、叔母ホワイトレーヌは名古屋で9勝をマークしました。2代母フサイチケリーの半姉に阪神牝馬特別勝ち馬ユーセイフェアリー、半兄には皐月賞馬で春の天皇賞でも2着に入ったナリタタイシンがいます。また3代母タイシンリリイの従姉妹がオークス馬ケイキロクです。

本馬は2023年の千葉サラブレッドセールにて572万円で取引されています。
2023年9月30日の中山ダート1200m新馬戦でデビューし9着。スタートダッシュがひと息で後方からレースとなり、直線で差を詰めたものの勝ち馬とは2秒8差でした。
11月の福島ダート1150m戦も初戦と同じような競馬となり11着に敗れています。
その後は休養を挟み今年5月の新潟ダート1200m戦で復帰しましたが、マイナス12キロと馬体重を減らしてしまいました。中団後方から追走したものの、伸びなく1着馬から2秒8差離された11着敗退でした。
そして5月26日の東京では芝1600m戦へ出走。スタートはまずまずでしたが中団後方の位置取りとなり、ラストも伸びを欠いて16着での入線。着差は2秒7でした。
放牧で成長を促すなどしましたが、変わり身に欠ける現状です。このまま続戦してよりも、環境を変えてリスタートしたほうがいいとの判断からこのたびのオークション出品となりました。
スタートダッシュは改善してきており、地方で使いつつ良化を待ちたいところです。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※井ノ岡トレーニングセンター（茨城県牛久市井ノ岡町）に在厩しており、預託料は9,130円/日（税込）です。
6月1日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：福田 光博（インボイス登録あり）