サーブルクーリエ　　セン３歳　　※地方競馬　在籍

父オルフェーヴルは2011年にクラシック三冠、有馬記念を制してJRA賞年度代表馬に輝きました。4歳シーズン初戦の阪神大賞典で道中、大きく逸走しながらも2着に追い上げるなど、時に荒ぶる気性面が災いすることもありましたが、宝塚記念で5つ目のG1タイトルを獲得すると、秋の凱旋門賞では同年、翌年と2年続けて2着に好走。5歳時の有馬記念で有終の美を飾り、種牡馬入りしました。初年度産駒は2017年にデビューし、ロックディスタウンが札幌2歳Sを制して重賞初制覇を飾ると、ラッキーライラック（阪神JF、エリザベス女王杯連覇、大阪杯）、エポカドーロ（皐月賞、日本ダービー2着）といったG1馬が輩出。以降もオーソリティ（青葉賞など重賞4勝、ジャパンC2着、ドバイシーマクラシック3着）、シルヴァーソニック（ステイヤーズS、サウジG3レッドシーターフH、天皇賞・春3着）などが芝重賞で脚光を浴びれば、米G1BCディスタフで日本調教馬初の海外ダートG1制覇を果たしたマルシュロレーヌ（ほか交流重賞4勝）やウシュバテソーロ（ドバイワールドC、東京大賞典連覇、川崎記念）、ショウナンナデシコ（かしわ記念など交流重賞4勝）など多数のダート重賞ウイナーも生まれています。距離、場所を問わず幅広いカテゴリーで活躍が望めるのは心強い限りです。

母系に関しては、近親にTactical Cat（米G1ハリウッドフュチュリティ、ホープフルS2着）がいます。母サーブルクーリールは南関東2勝、門別1勝。初子で現4歳の半兄サンタジュリアは盛岡1勝を挙げています。

本馬は、2023年8月28日の浦和800mでデビュー。7頭立ての後方2～3番手から伸び切れず、勝ち馬から1秒7差の5着に敗れてしまいます。約半年後の1400mでは12頭立ての5番手から向こう正面で手応えが怪しくなって後退し、最終的に4秒6差の最下位に敗れてしまいましたが、1カ月経ての同舞台では9頭立ての中団からメンバー2位の上がりを使い、0秒7差の2着に好走。前進が期待されましたが、続く同舞台で11頭立ての8着（2秒3差）に敗れると、先週5月24日の前走は浦和800ラウンド3歳選抜馬イ（800m）で、12頭立ての後方3～4番手から伸びを欠き、3秒2差の10着に終わっています。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
新馬戦でゲートに突進し、発走調教再審査を受けています。その後4戦は尾持ちで対応し、問題なく使えています。新馬の時の制裁は出走停止ではないですが、各競馬場に確認を取ってください。新馬の後は気性面も考えて去勢し（2023年9月23日）、リセットしたものの、現状ではスピード不足が否めません。（浦和競馬・繁田健一調教師）


※2023年9月23日（2歳時）に去勢手術を実施しています。

※2023年8月28日のレースにおいて、ゲートで駐立不良・躁狂・もぐり突進（騎手落馬）があり、発走調教再審査となっています。
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,570円/日（税込）です。
6月1日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：吉田 正志