ネイサン　　牡３歳　　※地方競馬　在籍

父マクマホンはイタリア産で、現役時代はデビュー4連勝でイタリアダービーを制覇。その後もローマ賞2着、フェデリコテシオ賞3着など、イタリアの大レースで活躍したほか、カタールダービーも制しています。父系はサトノクラウンの父でもあるマルジューの系統で、引退後は日本で種牡馬入り。産駒は2022年にデビューしました。初年度産駒は浦和でデビューしたサムタイムアゴーが3連勝を果たすなど、地方競馬では続々と勝ち上がりを記録。2歳戦だけで10勝以上をマークし、笠松のスタンレーが中京ペガスターCに優勝して重賞制覇。岩手のアサップも重賞で好走しています。JRAではトーセンアウローラが小倉芝1800mの未勝利戦を勝って産駒の初勝利を挙げています。

母系を見ますと、母トーセンベニザクラはフェアリーS勝ち馬で、古馬になってからも勝ち星を挙げ、南関東移籍後も重賞で活躍。半兄トーセンアレックスは園田で初勝利を挙げ、盛岡の重賞オパールCで3着になっています。叔母タイムトラベラーは南関東で6勝、叔父トーセンエクラは岩手、南関東で計10勝を挙げるなど、母のきょうだいも活躍。祖母トーセンブリリアンのいとこには有馬記念2着のアドマイヤモナークやエーデルワイス賞2着のマツリバヤシなどがおり、3代母パルセイトはオークスTRの4歳牝馬特別の3着馬。その全兄は日経新春杯や目黒記念を勝つなど長距離で活躍したハギノリアルキングという血統です。さらに溯れば5代母Dinは米G3リトルシルヴァーHの勝ち馬で、愛G1ナショナルS3着のState Performerなど、一族からは多数の一流馬が出ています。

本馬は2023年5月5日に船橋1000mの新馬戦でデビュー。3番手から食い下がり、2着とは差がない3着でゴールしました。続く1200mの2歳一組特別、3戦目となった1500mの2歳一組特別は、初戦と同じ勝ち馬に屈して2、3着。その後も4、4着となかなか勝ち切れない競馬が続きましたが、6戦目に浦和1500mの2歳一組特別をメンバー最速の上がりタイムをマークして差し切り、初勝利をマークしています。
その後、川崎1600mの川崎若駒OP、船橋1700mの準重賞チバテレ盃で連続4着。2戦ともにメンバー最速の上がりタイムをマークしており、オープンでも大崩れせずに走って2歳戦は終了しました。
年明けは3月に復帰。1400mから1700mの3歳一組特別を転戦していますが、5戦して2走前の船橋1500m戦で5着になったのが最高という成績。そこまで大崩れはしておらず、前走も後方からメンバー最速の上がりタイムをマークして6着まで追い上げており、かみ合えばやれそうな雰囲気はありますが、今回は所有馬の入れ替えもあってオークション出品を決めました。
ややパンチ不足の成績が続いてはいますが、デビュー当初と比べて馬体も増えてパワーアップしている印象があります。末脚は堅実で、自分から動いていける器用さも兼ね備えていますし、どんな競馬場でも結果を出してくれるでしょう。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
2歳の早い時期に賞金を加算し、現状では上のクラスで厳しい競馬が続いています。なお、さく癖があります。（船橋競馬・山中尊徳調教師）


※さく癖があります。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,570円/日（税込）です。
6月1日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：島川 隆哉（インボイス登録あり）