シュガーフリー　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

シュガーフリー (JPN) をご紹介いたします。

父タニノギムレットは現役時にシンボリクリスエスを抑えて日本ダービー (G1) を優勝するなど8戦5勝、重賞4勝という素晴らしい成績を残して種牡馬入りすると、初年度産駒であるウオッカが牝馬による日本ダービー制覇の偉業を達成。そのほかにも多数の重賞勝ち馬を送り出しました。

本馬のきょうだいにはJRA競走3勝のメンデンホール、フローラS (G2) 勝ち馬のミッドサマーフェア、秋華賞 (G1) 3着のソフトフルート、そしてターコイズS (G3) を制しヴィクトリアマイル (G1) 2着入着を果たしたフィアスプライドがおり、2代母ストームソング (USA) はフリゼットS (G1)、BCジュヴェナイルフィリーズ (G1) を制した名牝。本馬は代々活躍馬が輩出する、筋の通ったファミリー出身となっております。

本馬は2023年９月３日の新馬戦 (小倉・芝1800ｍ) においてデビューしました。スタートでワンテンポ遅れ、10番手を追走。３コーナー過ぎからスパートをかけると、上がりタイム4位の末脚で追い込み５着と初戦から掲示板を確保。1.3秒差に負かした相手を含む3頭がその後勝ち上がりを決めた好メンバー相手に好走しました。

2戦目の同年９月24日、阪神・芝1600ｍ戦は、最後方の９番手からのレース運びとなりました。スムーズに折り合い、直線に入りジワジワと末脚を伸ばしますが先行勢を捕まえるまでには至らず７着でゴール。勝ち馬ナムラエイハブはその後デイリー杯2歳S (G2) において、最優秀２歳牡馬の座に輝き、NHKマイルカップ (G1) も制したジャンタルマンタルから0.5秒差の4着に健闘。また、0.3秒差のアンクルクロスは次戦に勝ち上がりを決めた後、あざみ賞 (1勝クラス) も制しており、本馬はここでも強敵相手にまずまずのレースぶりを披露しています。

年が明け、４か月半ぶりとなった３戦目（2024年2月10日）は京都・芝2000ｍ戦と距離を2ハロン延長。しかし1コーナーで大外に大きく振られ、後方２頭目の11番手からの追走となってしまい、直線でも前を捕らえることはできず、10着でレースを終えました。

次戦の同年５月26日の4戦目は新味を求めて京都・ダート1900ｍ戦に出走。スタート直後に鞍上が少し促すと７、８番手の中団をキープします。直線を迎え、最後まで脚は上がっていないものの追い込み勢の脚色に屈し10着。このタイミングで、JRA競走での勝ち上がりには時間を要するとの判断に至り、今回の上場となりました。本馬はキャリアが未だ４戦と経験値が浅く、心身ともに幼さが残る現状です。新天地でさらなる鍛錬を積み、活躍してほしいと願うばかりです。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※ダーレー岡山トレーニング（岡山県真庭市余野上・EISHIN STABLE内）に在厩しており、預託料は12,100円/日（税込）です。
6月8日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)（インボイス登録あり）