エラトステネス　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のジャスタウェイはハーツクライの直仔で、天皇賞（秋）、ドバイデューティフリー、安田記念とGⅠ3勝。5歳春のドバイデューティフリーでは後続に６馬身1/4差をつけるとともにレコードを2秒以上短縮し、同年のワールドサラブレッドランキング単独1位となる130ポンドを獲得しました。2015年からスタッドインし、ホープフルSを制し最優秀2歳牡馬に選出のダノンザキッドやJBCレディスクラシック勝ち馬テオレーマをはじめ多数の活躍馬を輩出。産駒は芝・ダート、距離の長短を問わない活躍を見せています。

いっぽうの母系ですが、母のモトヒメは福島2歳Sの勝ち馬でJRA2勝。きょうだいは半兄ワザモノがJRA2勝、同じく半兄のブラックマティーニが浦和で5勝後に高知で1勝をあげています。また伯父のセフティプレジールが高知で7勝、スミノチェンタウロは名古屋で9勝、ドリームシャドウはJRAで2勝後に岩手で3勝をマークしています。遡ると3代母キョウエイミヤコの半姉にオークス2着馬でローズSやシンザン記念でも3着に入ったマルシゲアトラス、半兄にはJRAで5勝をあげたインタービジョンがいます。

本馬は2023年の北海道トレーニングセールで693万円にて取引されています。
2024年1月14日の中山ダート1800m新馬戦でデビューし12着。好スタートから先頭争いに加わりましたが、2コーナー過ぎから行きっぷりが悪くなり位置取りを下げてしまいました。結果、勝ち馬から3秒5差でのゴールでした。
距離を1200mに短縮した3月の中山戦ではゲートの出こそ良かったものの、すぐに交わされてしまい後方3、4番手からの追走となりそのまま15着に敗退。5月の東京ダート1400m戦でも出脚こそ良かったのですが、その後は下がってしまい後方からの競馬となり14着。1着馬との着差は2秒8でした。
そして6月9日の同距離戦でも同じような道中となり、直線でバテた数頭を交わしたものの13着に敗れています。
ここまで4戦に使われましたが、スピード不足が否めない現状です。そこで環境を変えて地方競馬でリスタートするほうがこの馬にとって良いと考えて、このたびのオークション出品へと至りました。
ゲートの出は悪くないだけに、ペースに乗れれば変わり身が十分に見込める馬だと考えています。近親馬にも地方競馬で結果を残している馬が多く、本馬も地方のダートで素質開花に期待したいところです。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※岩城ステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田・阿見TC内）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
6月15日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ディアレスト（インボイス登録あり）