テスティファイ　　牝４歳　　※地方競馬　在籍

父マジェスティックウォリアーは米国で生産、調教され、デビュー2戦目にG1ホープフルS（ダート7ハロン）に優勝。3歳6月で引退し、期待を買われて種牡馬入りしました。母Dream Supremeが米G1・2勝という名牝であり、ケンタッキーオークスなど米G1通算4勝を挙げたプリンセスオブシルマーなどの活躍馬を送り出しています。日本でも外国産馬として走った産駒からベストウォーリア（マイルCS南部杯連覇など重賞5勝、フェブラリーSなどG1・2着4回）、エアアルマス（東海S）などが活躍。日本で供用されてからはライトウォーリア（川崎記念）、プロミストウォリア（東海S、アンタレスS）、サンライズホープ（みやこS、シリウスS）、ラムジェット（ユニコーンS、ヒヤシンスS）、スマッシャー（ユニコーンS）、ダイシンピスケス（仁川S）などが父の名声を高めています。

母系に関しては、叔父にガロアクリーク（スプリングS、エプソムC2着、皐月賞3着）がいる他、近親にTurret Rocks（英G2メイヒルS、愛G3メルドS、ブルーウインドS、仏G1マルセルブサック賞2着、愛G1愛プリティポリーS3着）がいます。母トコワカは未勝利でしたが、他のきょうだい3頭のうち半姉スローンが笠松4勝、名古屋1勝を挙げています。

本馬は、栗東・野中賢二厩舎から2023年6月17日の阪神ダート1800mで既走馬相手にデビュー。14頭立ての中団後方から伸び切れず、勝ち馬から6秒5差の最下位に敗れてしまいます。2カ月後の小倉芝1200mも18頭立ての最後方から伸びを欠いて16着（2秒9差）に敗れ、これを機に愛知競馬へ移籍となります。

塚田隆男厩舎での初戦は9月25日の名古屋ダート1500mで、12頭立ての好位からしぶとく脚を使って0秒8差の4着に入ります。次戦は3週間後の同舞台。12頭立ての2～3番手から3コーナーで先頭に立ち、4コーナーまでに外の他馬に一旦は先頭を譲りましたが、直線での追い比べで内から盛り返し、アタマ差で初勝利を手にしました。以降も5、3、2、2着と好勝負を続け、3歳1月を迎えてのC16組（1500m）で3馬身差で逃げ切って2勝目。三河湖特別C1（1700m）の5着（1秒7差）を挟んで3月のC4組（笠松ダート1600m）で2～3番手から3馬身差抜け出して3勝目を収めます。Bクラスではうお座特別B1（名古屋1700m）で0秒6差3着、あすなろ杯BB級C級（同）で1秒8差10着を経て、前走は5月6日のB8組（同）で11頭立ての2番手から脚を伸ばして0秒5差の2着に終わっています。

獣医師より左前肢について、「現下では膝下に慢性腱鞘炎がある。また、腱に損傷は確認できないが、腱炎も慢性傾向を示している」とのコメントがありました。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
前走後、左前の膝裏が少し腫れてしまい、エコー検査を受けましたが、腱に異常は見られませんでした。調教を再開したものの、気にする歩様を見せるため休養が必要となり、時間を要することを踏まえてオークション出品となります。（名古屋競馬・塚田隆男調教師）


※さく癖があります。

※テンションが上がると旋回癖を見せるときがあり、注意が必要です。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※名古屋競馬弥富トレーニングセンター・塚田隆男厩舎（愛知県弥富市駒野町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
6月15日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：橋元 勇氣（インボイス登録あり）