キョウエイブラーボ　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のインカンテーションはシニスターミニスターの産駒で、レパードS、みやこS、平安S、マーチS、白山大賞典、武蔵野Sとダート重賞6勝をマーク。フェブラリーSとかしわ記念でも2着に入るなど、2歳から8歳まで現役を続け通算36戦11勝。2019年から種牡馬入りし、26頭が血統登録された初年度産駒では2頭がJRAで勝ち鞍をあげ、地方競馬では19頭が勝利。セイレジーナが岩手の寒菊賞、ルーンファクターが岩手のやまびこ賞と不来方賞に勝利したほか、グロリオサが船橋の平和賞で2着。2年目産駒ではシトラルテミニが金沢シンデレラCに優勝しています。

いっぽうの母系ですが、母のキョウエイボサツは南関東で2勝をマーク。また半兄のクレールジャックは大井競馬で5勝をあげています。2代母のランディスティニーはJRAダートと笠松で各2勝、伯父のエムエムアリオーンはJRAで3勝、伯母のセイウンエンドランはJRAで2勝、ニューロマンサーが笠松で12勝、叔母のスマートマルシェもJRAで2勝しています。2代母のきょうだいでは半姉のマイスッピンガールが2勝、半弟のブループレミアムが2勝、リバータウンも3勝をあげています。また4代母のフエアーリンダは北海道３才優駿の2着馬であり、ダートを得意とする馬が多いファミリーです。

本馬は2023年9月に美浦トレセンへ入厩しデビューへ向けて調整を続けてきましたが、10月11日に左前第1指骨剥離骨折を発症。6か月の見舞金（事故見舞金10号）を受給して休養に入りました。
今年3月9日の中山ダート1800m未勝利戦でデビューし、6着でした。中団グループからの追走となり、3～4コーナーから徐々に前に進出。直線は外に出して追い上げたものの、勝ち馬から3秒1差での入線でした。
2戦目の5月11日の東京ダート1400m戦でも中団グループのからの追走となりましたが、直線で前との差が詰まらず1着馬から1秒6差の12着に敗れています。
そして6月9日の東京ダート1600m戦ではゲートで出遅れてしまい後方から4頭目のレースとなりましたが、直線で外に出すと出走メンバー最速の上がりで前との差を詰めて7着でのゴールでした。もっともレース後に右後肢第1指骨骨折を発症。保存療法で問題ないとの所見で、3か月の見舞金（事故見舞金11号）を受給してします。
ここまで3戦、使いつつ徐々に良化を見せてきましたが、今回骨折を発症し未勝利戦内にレースを使えないことからオークション出品となりました。
母や兄をはじめ、近親には地方競馬で結果を出している馬もおり、復帰すればレースを使いつつ変わってくるものと考えております。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※2024年6月9日のレース後に右後肢第1指骨骨折を発症。事故見舞金11号（競走中の事故により事故発生の日から3ヵ月以上中央競馬の競走に出走できなくなった場合）の適用を受けています。

※2023年10月11日（2歳時）の調教で、左前肢第1指骨剥離骨折を発症。事故見舞金10号（調教中の事故により事故発生の日から6カ月以上出走できなくなった場合）を受給しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,570円/日（税込）です。
6月22日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：田中 晴夫