フクチャンフクメイ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のパイロはエーピーインディ系のプルピット直仔で、米G1フォアゴーSに優勝。2010年から本邦でスタッドインし、2013年の地方競馬ファーストシーズンチャンピオンサイアーに輝き総合でも2位にランクインしています。種牡馬としてはミューチャリーがJBCクラシックを制し、メイショウハリオは帝王賞を連覇したほかかしわ記念にも優勝。ほかにはラインカリーナが関東オークスに勝ちデルマルーヴルは交流重賞2勝、JRAではビービーバーレルとケンシンコウが重賞ウイナーとなっている。昨年はベルピットがホッカイドウ競馬三冠を達成しており、人気を集めるサイアーです。

いっぽうの母系ですが、母のプリマレジェンドは船橋で2勝。半兄のナチュラルボーンは門別と川崎で計4勝をしています。2代母のパーソナルレジェンドは米G3ターンバックジアラームHに勝ち、G1パーソナルエンスンSの2着馬。伯父に東京大賞典優勝など重賞4勝のローマンレジェンド、伯母にはレパードSなどダート重賞4勝のミラクルレジェンドがおり、従姉妹のグレートタイムはユニコーンSで2着。叔父のヒロイックテイルも名古屋グランプリで2着に入っており、ダートでの活躍が顕著な一族の出です。

本馬は2023年の千葉サラブレッドセールにて2200万円で取引されました。
同年11月5日の東京芝2000m新馬戦でデビューし8着。まずまずのスタートから9頭立ての6番手のインを追走し、直線で追い出したものの鋭い脚がなく勝ち馬から2秒4差での入線でした。
今年2月の東京戦からはダートに転戦。牝馬限定の1400m戦へ向かい中団からレースを進めたものの、1着から3秒0差の10着に敗れています。4月の福島ダート1700m戦では先行集団のすぐ後ろに位置取りますが、勝負どころから促したもののジリジリとしか伸びずに9着。1着からの着差は1秒5でした。
そして6月19日には笠松の1400mの交流戦へ出走。8番枠から押して行って先頭に立ちますが、3コーナーあたりから手応えが怪しくなります。最後は止まっていまい、8頭立ての7着でフィニッシュしています。
ここまで4戦を消化し、地方交流戦だった前走はスタートから積極的に行かせる競馬を経験させましたが、内容的にスピード不足かつ体力不足なのが否めない状況です。そこでこのタイミングで地方競馬へ移籍して、レースを使いつつ体力強化を図るほうがいいとの判断からこのたびのオークション出品へと至りました。
積極性を試した前走をはじめゲートは問題なく、環境を変えてリスタートすることで変わり身が見込めるものと考えています。ダートで期待できそうな配合であり、成長すればその素質を開花させてくれるのではないでしょうか。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,570円/日（税込）です。
6月29日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：福田 義明（インボイス登録あり）