ミヤビハイジア　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のニューイヤーズデイはストリートクライの直仔で、2013年のブリーダーズＣジュヴェナイルの勝ち馬。翌2014年から米国で種牡馬入りし、マキシマムセキュリティが米最優秀3歳牡馬に選出。またファイティングマッドが米G1クレメントLハーシュSに優勝しています。2020年からは本邦での供用を開始し、初年度産駒にあたるエートラックスが交流重賞の兵庫チャンピオンシップに勝利し、バロンドールは船橋のブルーバードCで3着。これまでにJRAでは36頭が勝ち上がり、5頭が2勝以上をあげています。産駒は父同様にダートでの活躍が目立ちます。

いっぽうの母系ですが、母のミヤビグレイスは川崎で1戦未勝利。きょうだいは半姉ミヤビマドンナがJRAと川崎の交流戦で計3勝、半兄キングデュナミス、半姉ミヤビエメラインとミヤビブレイブがJRAで1勝、さらに姪のラウラーナもJRAで2勝をマークしています。2代母のシスティーナは京都牝馬特別の勝ち馬。伯母のタフグレイスは中山金杯の2着馬で、同馬の孫にあたるラジアントエンティは園田プリンセスCと笠松のラブミーチャン記念に勝利しています。遡ると3代母ダイナコマネチから全日本2歳優駿など交流重賞3勝のプライドキムやエーデルワイス賞勝ちのパラダイスフラワーが出ています。

本馬は2023年10月14日の新潟ダート1200m新馬戦でデビュー。中団からの追走となり直線で外に出して差を詰めようとしましたが、じりじりとしか伸びず勝ち馬から3秒0差の10着に敗れています。中1週の東京ダート1300m戦では大外16番枠から5番手の外につけましたが、伸び脚なく10着。中2週で出走の福島ダート1150m戦でも中団グループの外からレースを進めたものの、1着馬から3秒0離された11着でのゴールでした。
今年1月の中山では芝1600mに使われ最内枠から好スタートを見せましたが、徐々に交わされてしまい中団追走となりました。直線で追われるも前と脚色が一緒になり11着での入線。着差は1秒1でした。
そして4月21日には福島芝1800m戦に出走。先行集団のすぐ後ろに位置取ったものの、3コーナーあたりから離されてしまい1秒8差の8着敗退に終わっています。
5戦を使われましたが、奥手の血統ということもあり心身ともに成長途上の感があります。放牧を挟んで成長を促しましたが、良化が遅れていてうまく噛み合わない状況です。二代母が重賞ウイナーということもあり5月15日付でJRAでの登録を抹消し繁殖入りを検討しましたが、出品者側の都合もあり今回のオークション出品となりました。
登録抹消後は放牧のみで休養しております。血統的に良化にはお時間をいただくかもしれませんが、環境を変えて地方のダートでレースを使っていけば変わり身があるものと考えています。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※本馬の馬体重は506㎏（6月24日現在）です。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※有限会社静内白井牧場（北海道日高郡新ひだか町静内豊畑）に在厩しており、預託料は7,700円/日（税込）です。
6月29日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：有限会社静内白井牧場（インボイス登録あり）